- Fateシリーズに登場するサーヴァントのクラス名、もしくはFate/stay nightのメインヒロイン。本項にて詳述。
- 制空戦闘機の愛称。→F-86、F-86F
- ミニ四駆のマシン名。→スーパーセイバーJr、プロトセイバーJB、マグナムセイバー、ソニックセイバー、ブラックセイバー、セイバー600、プロトセイバーエボリューション
- ボーダーブレイクに登場するロボットの一種であり、アッパーバージョンである「ボーダーブレイク エアバースト」のメインビジュアル機。ブラスト・ランナーを参照。
セイバー(Fate/Stay night及びFate/Zero)
- 真名:アルトリア・ペンドラゴン(アーサー王)
- 身長:154cm/体重:42kg
- スリーサイズ:B73/W53/H76
- 属性:秩序・善
- イメージカラー:青
- 好きな物:きめ細かい作戦、正当な行為、きめ細かい食事、ぬいぐるみ/苦手な物:大雑把な作戦、卑怯な行為、大雑把な食事、装飾過多、蛸
- テーマ曲:約束された勝利の剣
- CV:川澄綾子
略歴
真名はアルトリア・ペンドラゴン。ブリテンの伝説的君主・アーサー王その人である。選定の剣を引き抜き、不老の王となった。
第四次聖杯戦争で、切嗣により召喚。切嗣の勝利至上の戦闘方針と、セイバーの騎士としての誇りは相容れることなく、結果反目し合う。当時、彼に直接声をかけられたのは3回のみ(つまり令呪の命令)という徹底ぶり。
第五次聖杯戦争の折、士郎の体内にある聖剣の鞘が触媒となって召喚される。士郎に剣の誓いを立て、彼とともに聖杯戦争を戦う。
人物
律儀で丁寧、とことん真面目。そして負けず嫌い。かわいらしいもの(例えばぬいぐるみ)を好むという少女らしい一面も。
見かけによらずかなりの大食いであり(本人曰く「魔力の供給不足を補うため」とのことだが、食へのそのこだわりようを見れば明らかにそれだけではない)、またの名を「腹ペコ王」。
普段は冷静沈着であるが熱くなりやすい面も有り、勝負事となれば(どんな下らないことでも)手を抜かない。持ち前の直感とポーカーフェイスで賭け事にはことさら強い。
宝具の力で老化が止まってしまったためそうは見えないが、ヒロイン中では一番人生経験豊富。
能力
見た目は細いが大の男と渡り合う力を持つ。これは彼女が有する「魔力放出」スキルによるもの。普通の少女と同レベルの腕力しかない彼女だが、自身の持つ莫大な魔力でフォローすることでその力を得ている。戦闘時に纏う鎧も、同様に魔力で編まれたもの。各方面において高い能力を持つ彼女だが、マスターである士郎が魔術師として未熟であることが祟り、その能力には大きく制限がかけられている。
魔術師・マーリンの計らいにより人の身ながら竜の因子を持って生まれてきており、魔術回路を用いずただ生きているだけで魔力を生成できる。その恩恵の一方で竜殺しの逸話を持つ英雄・宝具とは相性が悪い。
湖の精霊の加護を受けているため、水面に立ち、その上を歩くことができる。このため、生まれてこの方泳いだことがなく、戦場でも彼女は湖面や川面を走っていたという。荒波をも駆け抜ける、とは本人の弁。
彼女が所有する宝具は「風王結界」、「勝利すべき黄金の剣」、「約束された勝利の剣」、「全て遠き理想郷」の4つ。しかし、そのうち「勝利すべき黄金の剣」と「全て遠き理想郷」の二つは失われたものとなっている。
人間関係
第四次聖杯戦争におけるマスター。
第四次聖杯戦争中、別行動をとっていた切嗣の代理マスター。
第四次聖杯戦争終盤で求婚される。
第五次聖杯戦争におけるマスター。ルートによっては恋人になる。
バリエーション
セイバーオルタ
"Heaven's Feel"シナリオでは中盤以降容姿も属性も完全に変貌し、セイバーオルタ(黒セイバー)と呼ばれる半ば殺人マシーンじみた強敵として士郎の前に立ちふさがる。ステータス画面では明らかに別人として扱われており、存在しないはずの8人目以降のサーヴァントのうち10人目とする解釈も可能である。
ノーマルや他のバリエーションと違いアホ毛がない。
「Fate/hollow ataraxia」ではセイバーがアホ毛を掴まれると変身し、ジャンクフードを好む暴君となる。
黒のゴシックロリータの私服姿も披露してくれる。
セイバーリリィ
「Fate/unlimited codes」に登場する、白い衣装を纏ったセイバー。
背中や腋が大きく露出しているのが特徴。
ちなみにノーマルセイバーは後ろ髪をお団子にしてまとめているが、リリィはポニーテールである。
表記ブレにセイバー・リリィなど。
セイバーライオン
「フェイト/タイガーころしあむ」のマスコットキャラクター。
雄ライオンの着ぐるみを着たセイバー。
「フェイト/タイガーころしあむ」では単なるセイバーのコスプレの1種に過ぎなかったが、続編「あっぱー」においては「虎聖杯によって異界から生み出された獣」という設定の別キャラとして独立した存在になっている。
セイバーのことを「お姉ちゃん」と呼び慕っている。
刻印精霊せいばー
『ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!』にゲストとして登場。
遠坂凛と契約し、「新魔法少女りん」としての力を与える。
セイバー(Fate/EXTRA)
プレイヤーのセイバー
- CV:丹下桜
赤い衣装を纏ったセイバー。
本家セイバーとよく似ているが全くの別人。
その正体は帝政ローマ時代にキリスト教徒の大虐殺を行ったとされる皇帝ネロ。
一人称は「余」で、マスターのことを「奏者」と呼ぶ。
ちなみに美少年が好きだが、美少女はもっと好きでありどちらもいけると公言している。
同じ赤い服装からか遠坂凛をライバル視しているような発言も。
敵のセイバー
- 真名:ガウェイン
- CV:水島大宙
敵マスター、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイが連れている男性の騎士。
真名は円卓の騎士の一人である「ガウェイン」。
マスターによって登場したその時点で真名が明かされている。
邪神セイバー(現実)
中国版のFate/Stay nightについてきたフィギュア。
通称「バッセイ」
目力こそ無いものの、その表情からは邪気が感じられる。
モッコス様に並ぶほどのクオリティを持っており、邪神の中では知名度は高い方である。
旧セイバー(旧Fate)
Fate/Stay nightの元となった未発表作品のセイバー。男性。
アルトリアの男体化ではない。むしろ逆。
主人公、沙条綾香(女性)のサーヴァント。
容姿と性別に関わる設定以外は基本的に製品版Fateのアルトリアと同じ。つまりアーサー王。
容姿はギルガメッシュによく似ている。
製品版がエロゲであり、主人公を男性にする都合上、綾香ともども末梢されたキャラだが、二人の関係は製品版Fateの凛とアーチャーの関係に受け継がれた。
ちなみに旧Fateの時点で、既にセイバーが黒化する展開があった。