パニック(神話怪人)
ぱにっく
パニックとは、『仮面ライダーX』第2話「走れクルーザー!Xライダー‼」に登場する神話怪人。
概要
普段は街で百屋を営む人の良い八百吉という名の男性の姿を隠れ蓑として町に潜伏しており、笛を吹いてその音色を聴いたものを催眠状態にして自在に操る能力で人間を操り暴徒へと仕立て上げ、日本国民を殺人鬼に変えてしまう『1億総殺人鬼計画』の実行を総司令より言い渡されている。
その手始めに実験を兼ねてとある町の住人を操り、親を亡くし1人寂しくフルートを吹いていたススム少年の回りで事を起こし、その罪を彼に擦り付けて住人達に彼を殺害させようと企てていた卑劣漢。
しかし、計画は偶然現場に立ち寄った神敬介ことXライダーの存在によって破たんし始め、焦ったのか住人達のすぐ近くで笛を使うという作戦ミスを犯し、そこを神敬介に妨害されたことで、一連の真相を衆目に晒す最悪の結果を招いた。
住人達にバレたため、衆目の前で怪人としての姿を現し、変身したXライダーと戦う。
最期は『クルーザーアタック』を受け青色の液体と化して消滅した。
能力
パンフルートに似た形状の笛の音色で集団催眠をかける事ができ、この能力を使って住人を殺人鬼に変えることが出来る。
また、頭部の2本の角から人間を消滅させるミサイルを発射して攻撃するほか、笛に仕込まれた毒針を飛ばして敵を攻撃することも可能。
余談
登場した第2話と同時に撮影されたエンディング映像の冒頭にネプチューンと一緒にトンネルから出現しているので、1話に限り本編に先行して登場した事になる。