概要
中華料理も販売する中華料理店のこともラーメン屋と呼ばれることがある。
昔は内装を中華風に統一していることが多かったが、ご当地ラーメンの発展に伴い、最近は和を意識したラーメン屋も増えている。
店名も「○○軒」「○○亭」などではなく、「麺屋○○」と名乗るお店も多い。
ラーメン戦争
現代の日本におけるラーメン屋、及び業界の状況である。
2000年以降、日本は空前のラーメンブームに突入し、全国各地で新旧入り乱れてのラーメン戦国時代へと突入していった。
要因は様々あるが、他の料理店に比してラーメンが店舗の敷地が狭小でも運営可能で、かつ無類のラーメン好きである日本人の国民性によって抵抗感が少なく、なにより頑張れば自分でも出来そうというラーメンの手軽なイメージにより、「乗るしかない、このビッグウェーブに!!」 とばかりに、次々と新たなラーメン屋が開店しては消えていく、群雄割拠の「ラーメン戦争」が繰り広げられている。
もちろん、長年の愛顧によって有名店に成り上がるラーメン屋はほんの一握りであり、その他多くの店舗は経営難や売り上げ不足、常連客の獲得の失敗などに倒れ、長くても5年前後で姿を消してしまう店が多い。
一時のブームの過熱はあったが、現在は徐々に小康状態へと落ち着いてきている。
それでも「その店だけの一杯」を生み出し、たとえ大成できずとも「地元に愛される老舗ラーメン屋」になれる日を夢見て、令和の世になった現在でも「ラーメン屋ドリーム」を追いかける人々は少なくない。
記事のある主な店
彦龍(閉店)