概要
鋼のような鱗を持ち毒の吐息を吐くという伝承から、ゲーム内では守備力が高く毒ガスブレスのスキルを持つことが多い。
初出はファミコンで発売された『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』で、種族”妖獣”最高位の翼の無いドラゴンとして登場。(今作では龍系は獣系に属する)
続いて『真・女神転生』で”邪龍”という種族が実装され、名実ともに邪龍最高位のドラゴンになった。
この頃の姿は典型的なドラゴンで、『旧約Ⅱ』では怪獣ティアマットやティホンの、『真Ⅰ』では龍王ペンドラゴンの色違いである。
メインイラストの姿になったのは『ソウルハッカーズ』で、鋼のような鱗を持つという伝承を元に金子一馬氏は、弱点である心臓が胸のマークとしてあしらわれる機械竜としてデザインした。
その後の作品でも機械竜の姿が使われており、『ペルソナ5ザ・ロイヤル』では追加シナリオのダンジョンに「むさぼり食う邪竜」として3DCG化されて登場。
敵に回すと厄介だが、核熱属性の高い防御特性を持つペルソナ「隠者ファフニール」としても作成できる。
なお漫画作品『ペルソナ罪と罰』では街中に出現し、主人公たちを見える奴(今作の悪魔はペルソナ使いにしか見えない)として狙って吐いた毒ガスブレスで一般人に被害を与えている。
その他の作品では『魔神転生』では東洋龍、『ラストバイブル2』では何故かラミアのような女体化した姿、『デビルチルドレン』ではボクサーの格好のドラゴンのデビルとして登場している。