「2万年にも亘る永き封印の恨み、今晴らす時が来た。我が暴魔百族を次々と甦らせ、今度こそ地球を征服するのだ!」
CV:渡部猛
概要
暴魔百族を束ねる一族の支配者。別名“暴魔神”。
今から2万年前に聖獣ラキアによってほかの幹部たち共々“暴魔城”諸共封印されていたが、人間たちが引き起こした環境破壊の影響で妖精たちが絶滅した事で現代に復活した。
妖怪じみた本体と無数の腕や触手、そして怨念が居並ぶ不気味な雰囲気を醸し出しており、普段は「大帝の間」に鎮座している。触手から暴魔再生巨大化光線を放つ。
戦闘では伸縮自在な腕や無数の触手を用いて攻撃を仕掛ける。
威圧と暴力で部下たちを支配する典型的な暴君で、無能な暴魔獣たちには容赦しない。それ故に彼に反感を覚えて従わない暴魔たちも多数存在しているが、その一方で一族の支配者として部下たちを守らなければならないという責任感も持っている為、基本的には部下たちからは慕われている。
第39話においてヤミマルの策略で“暴魔城”に乗り込んできたレッドターボと壮絶な一騎打ちの末に『GTクラッシュ』を受け致命傷を負った為、暴魔城と暴魔百族の命の源である“命石”を取り込み、初めて玉座から立ち上がると細身の人型をした戦闘形態へと変貌し、暴魔城から外に出ると共に巨大化。
ターボビルダーを破壊しようと動き出し、今まで無敗を誇ったターボロボを大破させ、スーパーターボロボの『スーパーミラージュビーム』の攻撃にも怯まない度の防御力を見せ付ける等の猛威を振るうが、最後は立て続けに援軍としてやって来たスーパーターボビルダーの『スーパーターボビルダー』を受け遂に倒された。
しかし完全には滅んでおらず、霊体としてワタリドリボーマことオヤクシャボーマの派遣を皮切りに異空間からターボレンジャーと流れ暴魔との戦いに干渉する様になり、徐々に力を蓄え第46話で遂に異形の姿で復活を遂げる事となる。
また第39話ではヤミマル達も命石を使い、暴魔城をターボビルダーに激突させようと目論んでいたが、終盤でターボビルダーの地下に大封印がある事実が判明した(ラゴーンもヤミマル達も何も知らずに大封印を破ろうとしていた事になる)。
余談
“大封印”に封印されている暴魔獣たちの中にはラゴーンの別個体らしき存在が確認できる。
関連タグ
皇帝バッカスフンド:『超力戦隊オーレンジャー』の敵組織の首領で、こちらも同じくその独裁体制故に反感を覚える者が度々現れた。
ガードノイド・ガッシュ/デンシヅノー→暴魔大帝ラゴーン→銀河超獣バルガイヤー