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傍観夢の編集履歴

2020-11-14 18:08:03 バージョン

傍観夢

ぼうかんゆめ

夢小説の種類の一つ。物語の主軸となるキャラクター(原作・オリジナル問わず)とは別に、夢小説の主人公(夢主)が存在し、物語を傍観する作品。

概要

夢小説の種類の一つ。

別のキャラクターが主軸となって展開される物語を、夢主傍観している形式の作品である。

当初は、原作キャラクターたちの物語を着かず離れずの距離を保ちながら見守り、時に巻き込まれていく夢主が多かったが、最近の傾向は主人公である『夢主A』とは別の『夢主B』を傍観する作品が主流である。


傍観夢にカテゴライズされていない夢小説にも傍観要素(主人公の個性が確立しているもの、遠くから眺めるショットが入るもの)はあるが、傍観がメインではない場合は傍観夢と呼ばれづらい。


傍観夢の追加要素

本来の傍観夢は上記のとおりだが、傍観夢と別の夢小説ジャンルを混合した発展系(三次創作)が多い。

男女傍観夢、逆ハーレム傍観夢、女性向け少年漫画傍観夢はその典型例である。

代表例として、

  1. 作者が一番好きな男性キャラ×個性が定まった夢主人公(作者に似ている女性キャラなど)のカップリングを傍観するもの(創作男女に似ているが、男女関係がステレオタイプから外れている為、原作がなくても特殊嗜好扱いされやすい)
  2. 夢主Aが、逆ハーレムを築いた(あるいは逆ハーレムを狙っている)夢主Bと取り巻きとなった原作キャラクターたちを、ハーレムに加わらなかった原作キャラクターと共に傍観するもの
  3. ネームレスモブ複数(あるいは姿が設定されていないカメラマン)になってニアホモ風のキャラクターたちを傍観するもの

などが挙げられる。

また、原作キャラクターや夢主本人の嫌われ要素が付随してくることもある。

嫌われや逆ハーレムでは、夢主の味方・関係者と分類される原作キャラクター以外の扱いが軽くなりがちであり、キャラ改悪改悪されたキャラクターに対する見下しが行われることも多く、ひいては制裁断罪に発展しやすい。


悶々とした気持ち、四面楚歌な気持ちに耐えるぐらいなら、同じ(似た)内容の一次創作(版権キャラを使わず、愛憎を公式設定にしてしまうもの)、二次オリ(原作で女主人公だけではなく、男性キャラの設定も少ないもの)、全年齢向け(性的目線がないもの)、男女どっちかのみが登場する日常系(推しキャラの日常生活に焦点を当てた短編オムニバス4コマ)に移動したほうがいい場合もある。


棲み分けについて

警告文、もしくはそれに類するタグ(棲み分けタグ)が必要なジャンルである。


「傍観夢」は夢小説においても特殊なジャンルなので、以下の棲み分けが必要である。

1. 「原作タグ」をタグ付けしない。

2. 「夢小説」タグもしくはそれに類するタグを付けてマイナス検索を可能にする。

3. タイトルやキャプションで、傍観夢であることを明記する。

4. 「嫌われ」「逆ハーレム」といった読む人を選ぶ要素がある場合は、必ず注意書きや警告が必要とされる。

補足1 嫌われの場合は嫌われる対象を明記する。敵に回るキャラクターについて注意書きを記載することが望ましい。

補足2 特に敵に回るキャラクターの場合、キャラ改悪が行われている場合は必ず警告・注意すること。


※傍観夢小説がどういった内容のものなのか知らない人の為に、注意書きにて傍観夢について大まかに説明しておくとなお良いだろう。


最後に

夢小説とは、BL腐向け)と同様、人によって好悪が分かれるジャンルである。

また、夢小説作者・読者の間でも、定義や分類の認識に差があることが多い。まずは、夢小説を知らない、あるいは夢小説自体は読んだことがあっても、「傍観夢」を知らない人がいることを認識するべきである。(もっとも、「傍観夢」のはずなのに傍観していないということも往々にしてあるが……。)

さらに「傍観夢」とは、発展系が断罪制裁に行きがちなことも含めて、特殊かつ読み手を選ぶジャンルであることを意識しよう。

特に傍観夢に混ぜて描かれることの多い、キャラ改悪・嫌われ・逆ハーレムは苦手とする人が多い特殊嗜好である。そのことを踏まえたうえで執筆・公開・コメントするよう意識されたい。

トラブルを避ける為にも、ジャンルに対する諸知識や相応の自覚を持ち、十分に創作上のマナー棲み分けを学び、自分の作品の内容を理解し、適切な注意書き及びタグを付けることを推奨する。


関連タグ

夢小説夢漫画夢絵) 夢主

傍観 男女 逆ハーレム 女性向け少年漫画 嫌われ


ダブル主人公 もう一人の主人公

ヘイト創作 キャラヘイト 愛憎劇

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