概要
フォドラ中央のガルグ=マク大修道院に併設されている士官学校の1クラスで、主人公の担任学級候補の1つ。レスター諸侯同盟の人間が多く在籍しており、クラス名はレスター地方で金鹿が守護聖獣として扱われていることに由来する。級長は次期盟主クロード。ヒューベルトやドゥドゥーのように、どのルートでも級長を献身的にサポートする副級長的キャラはいないが、ヒルダがこのポジションに近い。
このルート限定の仲間はクロードのみ。その代わり、仲間が強制永久離脱する危険はない。
特徴
気さくな雰囲気だが自称「猜疑心の塊」なクロード、面倒臭がりだが頼り甲斐のあるヒルダ、クロードをライバル視しているローレンツ、賢いが子供扱いされるのを嫌うリシテア、引っ込み思案で動物と触れ合うのが好きなマリアンヌ、肉を食べることと筋肉を鍛えることしか考えていないラファエル、ラファエルの幼馴染で美術品と自然が好きなイグナーツ、主人公の父ジェラルトの弟子であるレオニーとこれまた個性的なメンバーが揃っている。
帝国や王国と比べると同盟の情勢はまだ穏やかであるため、雰囲気は非常に良いもの。
級長エーデルガルトが必死に問題児達を取りまとめる個人主義の強い黒鷲の学級や、幼馴染どうしが多く、仲が良いものの共依存気味な青獅子の学級に比べると、どこかのほほんとしたムードである。
例えばヒルダは一見すると不真面目でワガママに見えるが、甘え上手と甘やかし上手を兼ね備えており、相手や相手の状況によって上手く使い分けている。また、影のある雰囲気を纏ったマリアンヌに積極的に話しかけにいくなど面倒見もよく、よくいる「女に嫌われる女」ではない。
クロードにおいても、狡猾で計算高い性格と言われているが、他者を故意に陥れたり保身に徹したりする手段をとらない等、好戦的だが他者思いのいわゆる番長肌である。
このように、自由人に見えて実際は他人に対して気を利かせられる生徒が多いのが特徴。
実家や領地がアドラステア帝国に近く、同盟内の力関係があるローレンツや、家族について事情を抱えているラファエルなど軋轢となり得る背景を持つ生徒もいるが、前者は良い意味で競い合い後者は本人が気にしないと決めている。
ただし、同盟外の因縁を抱えている生徒も複数存在しており……。
金鹿の学級以外のルートでスカウトしなかった場合、キャラによって立場が敵対・中立・不戦に分かれ、敵対するキャラの場合、条件次第では「説得」で仲間にする事も可能の場合もある。
学級全体としては弓を得意とするキャラクターが多い上に、魔導にも恵まれているため間接攻撃に長ける。
また、いわゆるゴリラと揶揄される攻撃特化ユニットが二人も在籍しているのが特徴。
また、散策の「一緒に料理」で料理が得意扱いになっているユニットが一人もいない(レオニー等の料理をする人物はいる)。今作の料理に失敗要素は無いためゲーム的には問題ないが…。
他の学級を担当する場合、スカウトで狙い目となるのはローレンツとマリアンヌ。前者は外伝イベントで魔法系大喜びのアイテム入手、後者はスカウトしなければ前述の不戦の立場をとるため、登場の機会は勿論、踊り子要員&英雄の遺産の一つを確保するのが目的。闇魔法が使えるリシテアもかなり強い魔法を覚えるのでスカウトしておくと良い。
所属生徒
クロード(CV:豊永利行) | ローレンツ(CV:渡辺紘) |
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ラファエル(CV:大泊貴揮) | イグナーツ(CV:矢野奨吾) |
ヒルダ(CV:桑原由気) | リシテア(CV:悠木碧) |
マリアンヌ(CV:秦佐和子) | レオニー(CV:野川さくら) |