概要
タイムレンジャーの五人がそれぞれ持っている『ボルユニット』と呼ばれる専用武器を合体させることで完成する武器で、その武器は以下の通り。
ボルブラスター
タイムレッドの専用武器であるボルユニット。一発の火力はボルユニットの中では最も高いが、1発撃つと、弾となるエネルギーの再充填に10秒かかるという欠点がある。主にショック効果のある特殊弾を撃つのに用いられ、ボルテックバズーカの砲身前部を構成している。
ボルランチャー
タイムブルーの専用武器であるボルユニット。『ランチャー』と名前が付く通り、一撃で戦車を破壊する程の威力がある大型エネルギー弾を1秒間に3発発射できる。ボルテックバズーカの基部(砲身上部)を構成している。
ボルバルカン
タイムイエローの専用武器であるボルユニット。『バルカン』と名前が付く通り、連射に優れており、1秒間に大きな鉄球を破壊する威力のある光弾を10発発射できる。ボルテックバズーカの右後部を構成している。
ボルスナイパー
タイムピンクの専用武器であるボルユニット。『スナイパー』と名前が付く通り、遠距離射撃に適しており、広範囲を焼き尽くす熱光線も発射できる。ボルテックバズーカの砲身下部を構成している。
ボルパルサー
タイムグリーンの専用武器であるボルユニット。ボルバルカンと同じく連射性に優れておりパルスビーム1秒間に10発も放ち、その威力は厚さ50cmの鉄板も撃ち抜く程である。
また、15話ではドーム状の反射バリアを発生させる機能が追加された。このバリアはクロノスーツのゴーグルを経由しなければ目視できず、安定するまで30秒掛かる。という特徴もある。ボルテックバズーカの左後部を構成している。
ボルテックバズーカ
上記の5つのボルユニットを合体させることで完成するタイムレンジャーが使用する合体武器である必殺バズーカ砲。タイムレッドの「ビルド・アップ!」の掛け声で合体し、ロンダー囚人を圧縮冷凍させる冷凍弾『プレスリフレイザー』を発射する。
しかし劇中では……
……だがタイムレンジャーにおいて、この武器で怪人を倒す(圧縮冷凍に成功する)ことは『巨大戦がなくなる』ということを意味するため、ロンダー囚人の悪あがき等で巨大化抑制シールを剥がされて、巨大化してしまい、失敗に終わるケースがとても多く、このボルテックバズーカでロンダー囚人及びヘルズゲート囚人の圧縮冷凍に成功したことは片手で数える程度しかない。
酷い時には『ボルテックバズーカが登場する前に囚人がシールを剥がして巨大化する』というケースも多くあった。
『5人が持っているボルユニットを合体させて完成するという特性上、誰か一人でも欠けていると使えない』という設定がタイムレンジャーの足を引っ張てしまったり、後に登場した追加戦士の必殺技は『プレスリフレイザーと同じく囚人の圧縮冷凍ができる』という設定があるため、ますます不遇である。
余談
その為、2019年11月15日から某動画サイトでタイムレンジャー本編が配信された際も上記の不遇ぶりがネタにされ、2020年11月6日から配信された次の戦隊作品で登場する合体武器(巨大戦が発生するとはいえ)怪人へのトドメの一撃としては成功率が100%であるため、『ボルテックバズーカはその武器を妬んでいる』というコメントネタもある。
関連タグ
バイモーションバスター:超獣戦隊ライブマンに登場する必殺武器。こちらはボルテックバズーカとは正反対に怪人へのとどめの一撃としての成功率はほぼ100%である。
スーパー戦隊の必殺武器(合体武器)
カラミティブレイカー→ボルテックバズーカ→破邪百獣剣