浅田弘幸による少年漫画作品。及びそれを原作としたアニメ作品。
仮想世界の郵便配達者の物語。いわゆるハイファンタジーおよびスチームパンクを描いている。
集英社発行の漫画誌『月刊少年ジャンプ』(2006年10月号)にて連載を開始するが、その後同誌が休刊。それに伴い、『週刊少年ジャンプ』(2007年46号)での掲載を経て、『ジャンプスクエア』にて再開し、2007年12月号(創刊号)から2015年12月号まで連載された。
ストーリー
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド(AG)」という名の地がある。
首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。
彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。
7歳の頃、母親と生き別れた少年・ラグ・シーイングは、郵便物(テガミ)として運ばれることになるが、そんな自分を守り、目的地まで送り届けてくれた、テガミバチのゴーシュ・スエードに憧れを抱き、テガミバチになることを決意。5年後、見事採用試験に合格したラグは、最高のテガミバチ「ヘッド・ビー」を目指す。
ラグはテガミバチ業務の中で、反政府組織リバースや鎧虫・カベルネなどと戦い、そしてAG政府の真意と人工太陽と呼ばれる存在の正体に迫ってゆく。
主な登場人物
※CVはテレビアニメ版のもの。
ラグ一行
テガミバチ
- ゴーシュ・スエード / ノワール(CV:福山潤)
- アリア・リンク(CV:小清水亜美)
- ザジ(CV:岸尾だいすけ)
- コナー・クルフ(CV:菅沼久義)
- モック・サリヴァン(CV:菅沼久義)
- ジギー・ペッパー(CV:中井和哉)
- リリー・コンフォート
- チコ
リバース
ユウサリの住人
- シルベット・スエード(CV:水樹奈々)
- Dr.サンダーランドJr.(CV:石川英郎)
- Dr.サンダーランド(CV:樫井笙人)
- ハント(CV:千葉進歩)
- サラ(CV:小松由佳)
- アン・グラード(CV:喜多村英梨)
- マナ・ジョーンズ(CV:井上麻里奈)
その他
アニメ
2009年10月から2010年3月まで、テレビ東京系列ほかで全25話が放送された。
2010年10月から2011年3月まで放送された第二期に関しては⇒テガミバチREVERSEを参照。
主題歌
オープニング・テーマ
「はじまりの日」(第1話 - 第13話)
作詞・作曲・歌 - スガシカオ
「ラブレターのかわりにこの詩を。」(第14話 - 第25話)
作詞 - 星羅・中山豪次郎 / 作曲 - 中山豪次郎 / 編曲 - 野村陽一郎 / 歌 - 星羅
エンディング・テーマ
「果てなき道」(第1話 - 第13話)
作詞・作曲 - 岡村ゆき / 編曲 - シライシ紗トリ、村山達彦 / 歌 - HIMEKA
「光の記憶」(第14話 - 第25話)
作詞・作曲 - キリト(Angelo) / 編曲 - 日暮和広 / 歌 - Angelo
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | テガミとテガミバチ |
第2話 | ぼくの友達 |
第3話 | 泣き虫少年、テガミ少女 |
第4話 | ラグの相棒(ディンゴ) |
第5話 | 行き止まりの町 |
第6話 | ジギー・ペッパーへの手紙 |
第7話 | ユウサリ中央 夜想道13番地 郵便館BEE-HIVE |
第8話 | シルベット・スエードに会う |
第9話 | 泣き虫少年の誓い |
第10話 | 光の下 |
第11話 | 嘘テガミ |
第12話 | 赤と緑のリボン |
第13話 | 約束の大地 |
第14話 | 死骸博士 |
第15話 | 愛の逃避行 |
第16話 | 音楽家へのファンレター |
第17話 | テガミバチとディンゴ |
第18話 | テガミバト |
第19話 | 病気のテガミバチと少女たち |
第20話 | なくしたテガミ |
第21話 | 記憶のポプリ |
第22話 | 夢つなぐノート |
第23話 | ハニー・ウォーターズ |
第24話 | こころの記憶、三つ |
第25話 | 精霊になれなかった者 |
関連タグ
評価タグ
テガミバチ100users入り→テガミバチ500users入り→テガミバチ1000users入り