「もう誰も…二度と! 失わせは!! しねェ!!!」
概要
武装色の覇気を纏い硬化した腕に、さらに炎の爆発を伴った正拳突きを叩き込む“ゴムゴムのJET銃弾（ジェットブレット）”の強化版。
『VIVRECARD ~ONEPIECE図鑑~ STARTER SET vol.1』によると「ギア2＋武装色の覇気」で高熱の拳を超加速で着火させる仕組みで、兄エースの“火拳”を再現した技とのこと。2年の修行期間中に会得しており、モンキー・D・ルフィの必殺技として使用されている。
武装色の覇気を応用した一撃で、使用すれば凄まじい速度を誇るため、空気摩擦により例え深海1万mの水中であろうと炎が上がり、相手の背後まで突き抜けるほどの衝撃を与える。
映画やアニメSPにおいてはギア2を行わない状態で発動していることがある（実は本編においても非能力者や炎と関係のない能力者でも炎を使用できる者は多数存在しており、ルフィ本人もパンクハザード編でルフィが全力ダッシュし続けた結果、地面が焦げるどころか炎が発生して燃えたりしていたことも踏まえて考慮すると、そこまで疑問は生まれない）。
その独特の名前、真紅の炎を噴き上げるその姿はまるで亡き兄の雄姿のようであり、アニメ版の魚人島編で初披露した際には、兄エースの面影が浮かぶという粋な演出が為された。
使用箇所・威力など
ルフィの必殺技として使用されているため、基本的に強敵に対しては必ず使用するが、王下七武海・四皇幹部クラスになると効果は得られないことが多い。
少しずつルフィも成長している故か、ストーリーが進むごとに威力が徐々に増している。
- 本編
| 戦った相手 | 備考 |
|---|---|
| ホーディ戦 | エネルギーステロイドの服用によりギア2の攻撃すら通じなくなった彼も意識が吹き飛ばされる程の威力を発揮する。 |
| ドフラミンゴ戦 | 彼にダメージは負わせたが、そこまで大した効果は得られかった。アニメ版では“ゴムゴムの灰熊銃（グリズリー・マグナム）”を放つ前に再び放っているが、武装色の覇気で防御されたため、再び叩き込んだ際には吹っ飛ばしたが、効果は得られなかった。 |
| クラッカー戦 | アニメ版にて使用しているが、難なく防御された。 |
| ぺロスペロー戦 | “キャンディメイデン”を一瞬でドロドロに溶かした。アニメ版では“キャンディメイデン・デコラシオン”（小山のような大きさの怪物）を一瞬でドロドロに溶かしてしまう威力を発揮する。 |
| カタクリ戦 | “キャンディメイデン（キャンディメイデン・デコラシオン）”を溶かした後だったため、威力が減衰した故に、拳で防がれた。アニメ版では再び使用するも、「土竜」で防がれてしまい炎が上空へ弾き返された。 |
| ホールデム戦 | 原作に登場したキャラの中で初めて一撃で倒して見せた。 |
※原作の場合は戦った相手の名前を太字で掲載。
- アニメ・映画
| 戦った相手 | 登場する作品 | 備考 |
|---|---|---|
| ワールド戦 | ONEPIECE"3D2Y" エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い | 留めの一撃として使用。初めて使用した際にルフィは「エースの炎!」と驚いていた。 |
| コーメイ戦 | アドベンチャーオブネブランディア | 彼を一撃で沈め、空中から凄まじい速度で地面に打ち落とした衝撃で、ネブランディアの大地に多数の地割れが生じる威力を発揮した。なお、ギア2を行わない状態で発動しているが真相については不明。 |
| テゾーロ戦 | ONEPIECE FILM GOLD | ゴールデンテゾーロに一撃を与え、のけ反りにさせたが、それほど効果はなく、粉砕することはできなかった。こちらもギア2を行わない状態で発動。 |
| バレット戦 | ONEPIECE STAMPEDE | 彼を何百mも先まで吹っ飛ばす威力を発揮したが、効果は全く得られなかった。 |
初使用
初使用は魚人島編のホーディ戦からと思われがちだが、『ONEPIECE"3D2Y" エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』にて2年の修行期間中に出現した敵であるワールド戦から既に使用している（『ONEPIECE"3D2Y" エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』の時間軸は本編で描かれなかった空白の2年を補う形で展開されたストーリーとなっている）。
関連イラスト
