概要
鉤爪とは――
武器としての鉤爪
爪、猫手、抓などと呼ばれる格闘武器・暗器の一種。
しかし、歴史的にこうした武器は存在した記録が少なく、はっきりとした起源や発展については分かっていない。ただ、現在の爪系武器をモデルとなったのはインドの暗器の一種『バクナク(バク・ナク)』と考えることもできる。よって、現在のように手甲から伸びた鉤爪の付いた武器(厳密には手甲鉤というカテゴリ呼称がある)は、後世での創作の影響が強い。漫画『キン肉マン』のベアクローとか。
ゲーム作品ではスクウェア・エニックスのRPG『ドラゴンクエストⅢ』にて、職業武闘家の武器として一躍有名となった(→鉄の爪)。
またカプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズのキャラクターバルログの得物としても知られるようになり、ゲーム界にて確固たる地位を築くことに成功した。
現在でも、RPGや格闘物(ゲーム・漫画問わず)では忍者などの軽技を得意とするキャラクターの武器として知られている。
主な使用者
※他に鉤爪を装備するキャラクターがいましたら、是非追加してください。
- 泉(サンクタス戦記)
- ウルヴァリン(X-MEN)
- オーシャンクロー(ドラクエシリーズ)
- クマ(ペルソナ4)
- 激、バルログ(ストリートファイターシリーズ)
- 濃姫(戦国無双シリーズ)
- フォウ(ドラッグオンドラグーン3)
- リュウ・ハヤブサ(ニンジャガイデン)