概要
百合界に君臨する偉大な存在、またカップリングとしてその名が通っている。
セーラームーンや少女革命ウテナが百合の二次創作人気を高めていくことになるが、
まだまだ百合が現在ほどの認知度のなかった当時から、その人気で百合という看板を引っ張ってきたと言っても過言ではない。
特にアニメ版で二人の関係が妖しく描かれたが、ゴールデンタイムの子供向け番組ということで物議を醸した。
アニメやドラマCDでの数々の大胆な言動はもはや伝説。公式が病気シリーズの常連である。
ギャグなのかマジなのか、笑えばいいのか惚れればいいのか分からないその言動に加え、スタッフによる過剰とも言えるキラキラや花吹雪を始めとする演出の数々がその存在感を印象づけた。
その堂々たる潔さで百合を苦手とする人々からも支持を得ることもカリスマたる所以。
原作における天王はるかの性別に関しては曖昧な部分もあるが、pixivではほぼ女性(=百合)とされている。
名言集(アニメ)
「このままずっと二人で走ろう・・今夜は帰さないぜ」
「痛いよみちる・・もっと優しくして貰いたいな」
「よくってよ?後で二人っきりになったらね」
「みちるが僕以外の誰かに目を向けるのが許せない」
「大人になった方が、楽しい事がいっっぱいあるのに・・大きなお世話よね」
「・・コホン(赤面咳払い)」
「寝言はベッドでしか聞かないことにしている」
「僕の切れ味は、鈍ってないはずだけど?」
「試してみる?」
「二人きりのときに、ゆっくりとね・・」
「はるかのいない世界なんて、守ってもしょうがないじゃない」
関連イラスト
余談
その1
2008年のフジテレビ系ドラマ「ラスト・フレンズ」が放映された際、主人公の二人(美知留と瑠可)はこの二人がモデルではないかと散々囁かれたが、真偽は不明。
「瑠可」はモトクロスのレーサーで男勝りの短髪の女性、更にその片思い相手が「美知留」である。連想しない方が難しい。
その2
毎回、霊能力者やSM嬢など一つの特殊な世界にスポットを当て、そこに生きる人たちだけを回答者として出演させるBSスカパーのクイズバラエティー番組「ダラケ! お金を払ってでも見たいクイズ」の2014年11月6日放送分がレズビアンカップルの回であり、レズビアン界では有名な女性が「この人になら抱かれても良いと思える人物は誰?」という問題にて、答が「セーラーウラヌス」であった。
しかも、普通なら架空の人物だとは誰も想像し得ないこの問題で正解者までおり、キョトンとなって「セーラーウラヌスって誰?」という司会者(千原ジュニア)に、親切丁寧に説明するレズビアンたち。
現実の同性愛者まで惚れさせていたとは、カリスマ恐るべし。
その3
セーラームーンから戦う少女物はプリキュアに代わり、早数十年。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場するメインキャラクター、剣城あきらと琴爪ゆかり。
プリキュアシリーズでは初となる高校生プリキュア同士のコンビであり、
男にも女にも見えるあきらとクールビューティなゆかりという組み合わせ。
OPやEDでは2人がセットで動くカットが多く、
色味やキャラクターのデザイン面でも中学生トリオとは明確な区別化が図られている。
詳細は下記の『あきゆか』へ
その4
「はるみち」「みちはる」というCP表記を最近の百合CPのようにコンビ名の表記ゆれとして扱うと一部のユーザーに対して地雷を踏み抜かせる可能性が高いため、タグの取扱いは要注意である。
このCPは受け・攻め違いの住み分けが厳格かつ徹底的に行われてきた歴史があり、特に古参の東映版放映当時からのお友達は表記に大変敏感かつ繊細な反応を示す。
20年以上の歴史を重ね、『カリスマ』の名を献上されるに至ってなおも、未だに受け攻め論で戦争を勃発させる事ができるあたりから放映当時のCP戦争の激しさをお察しいただきたい。(代表例:百合姫初期編集部内の抗争)
Crystalの輝きに導かれて参入したお友達はうっかりミスに注意しよう。
タグ付けに迷ったらこのカリスマタグを有効活用だ。