概要
指揮官(ドールズフロントライン)とは、ドールズフロントラインに登場する人物であり、プレイヤーすなわちあなたのことである。正式名称は「戦術指揮官」であり、人形たちを指揮して戦いをサポートする職である。
ストーリーは、指揮官がグリフィン&クルーガーに就職し、さっそく現場指揮を任される所から話が始まる。
容姿
公式設定はないが公式四コマやコミカライズ版では、それぞれ男性指揮官と女性指揮官が出ている。
女性指揮官の名前は「ジャンシアーヌ」。他にも友軍指揮官として、女性好きの「石軍(シージャン)」、紳士的なロシア人の「カモロフ」などが登場している。
また、ゲーム内の初期アバターではガスマスクを付けて制服を着たアバターがいる。
制服のデザインは赤を基調とした軍服であり、軍帽からズボンまで赤一色である。
これは、個人でカスタマイズできるので衣装を買って姿を変えるのもまた手であろう。
2015年の初期のPVではおかっぱで顔は映ってないが中世的な容姿をした指揮官がM16A1、スプリングフィールド、スコーピオン、トカレフを従えているイラストが存在する。
また、最初期のAR小隊と共に描かれた海猫络合物氏のコンセプトアートの指揮官のデザインは彼が後にディレクターを務めたゲーム、アークナイツのプレイヤーキャラであるドクターと酷似している。
ちなみにショートアニメの『どるふろ』の癒し篇には登場していないが狂乱篇には男性指揮官(声:高橋信)が登場。容姿は銀髪に片眼鏡で、目つきはあまり良くない。
妖精召喚儀式に失敗して化け物を呼び出したり(ELIDだとごまかそうとしていた模様)、SPAS-12に飯をおごると言い出した結果、ダミーリンクを含めて5人分おごらされる羽目になったり(編成拡大をするとその分消費資源が増える、ということのチュートリアルでもあるのだが)と抜けている所がある。
人形たちから
大半は慕われていることが多いが、たまにセクハラをしていると思わしきことを言われることも。
また、様々な呼び名で呼ばれており「指揮官」「指揮官様」「ダーリン」「部下」「ハニー」「飼育員」「ご主人様」「マスター」「こひつじちゃん」「坊や」などさまざまである。
また人形たちの言動を見るに、分け隔てなく人形たちを愛する人らしい。
指揮官伝説
もともとドールズフロントラインは鬱設定、重すぎるストーリー、エグい世界設定などがてんこ盛りのゲームな為、指揮官が受ける受難が多すぎる。
例を挙げると…。
★しょっちゅう鉄血に狙われる。毒を盛られかけたり、踏みつけられたりする。
★マジキチカルト宗教に誘拐されて、九週間尋問者に拷問される。
★電車乗ってたらエグい威力の列車砲を当てられる。
★それでもボロボロの状態で何とか帰ってきたら、お偉いさんに銃を顔面に突き付けられて脅される。
★夏イベでどうにか平穏を享受するかと思いきや、再起動した軍事工場の兵器に襲われる。
★ハロウィーンはハロウィーンで、基地で爆破事件が起こる。
★その翌年のクリスマスでも爆破事件が起こる。
美少女擬人化ゲームでハーレム状態かと思ったらそうでもない受難の数々である。
能力
しかしこんな世界観の為、指揮官も結構なチート持ちだったりする。
その一例をあげると…。
★自白剤が効かない、その上致死量分を施術されようが何とか生きてる。
★潜伏地点に転がって来た手榴弾を「あ、やべ。」というノリで打ち戻す。
★瞬時に至近距離から四人の人形にヘッドショットを食らわせる射撃の腕前を持つ。
★咄嗟の機転で、水門を完璧に操作してパラデウス兵を溺死に追い込む。
★夏イベで判明したが、作戦能力が「5000」超え。(☆5キャラと同等くらい)
★思いついたようにとんでもない策を実行。結果見事に正規軍のリーサルウェポンをぶんどる。
もう指揮官だけでいいんじゃないかな?
余談
大陸版では、融合勢力が追加されたため敵すら丸め込んで懐かせる「娃娃誑(人形たらし)」と呼ばれることも。
いわゆる一級フラグ建築士である。
そもそも、ロボットである人形を人間と同じように優しく扱っている時点でかなりの善人なのでフラグが立つのもやむなしなのではないだろうか。
関連イラスト
関連タグ
提督(艦隊これくしょん)、指揮官(アズールレーン):他のゲームにおける似たような者たち
13章では
世界を揺るがす事件に巻き込んでしまったお詫びとしてクルーガー社長から辞表替わりの「グリーンゾーン(第二級安全区域)の居住パスポート」を渡され、死の危険が無い生活を送り、幸せに余生を送るようように進言されるが、とある人物たちを放っておけないうえ、ここまで来たら事の終焉を見届ける義務があると突っぱね、グリーンゾーンパスをビリビリに引き裂いて捨て、人形達と共に歩むことを決めた。
それを見たクルーガー社長は己の審美眼に狂いがなかったことを確信し、指揮官と共に次の戦場へと歩み出した。