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機械人形ゴブニュの編集履歴

2021-01-15 13:54:51 バージョン

機械人形ゴブニュ

めかろいどごぶにゅ

特撮番組『ウルトラマンティガ』に登場する怪獣。「機械人形」と書いて「メカロイド」と読む。

「我々ハ 『保障システム』。 我々ハ 『禁ジラレタ力』ヲ 使ワレタ時 活動スル」


概要

 第19話「GUTSよ宙へ・前編」、第20話「GUTSよ宙へ・後編」に登場。

 理由は不明だがマキシマオーバードライブの開発を妨害しようとする何者かによって作られたロボット。

 劇中ではヴァハ、ギガ、オグマの3種が登場した(メイン画像はオグマ)。


ゴブニュ(ヴァハ)

別名機械人形(メカロイド)
身長2m
体重350kg
出身地機械島
CV田中亮一

 人間サイズのゴブニュ。

 深夜のメトロポリスに突如出現して徘徊し、人々から「鋼鉄の仮面」と呼ばれた。

 首を360度回転させながら空を飛ぶこともできる。


 TPC警務局の隊員を軽々と持ち上げられるほどの怪力の持ち主だが、非常に打たれ弱くガッツハイパーガンで銃撃されただけで機能を停止してしまう。中はがらんどうで、部品らしいものは入っていない。


 大量の個体がGUTSに回収されたが、本拠地であるダイブハンガーの中に運び込まれることでマキシマオーバードライブを搭載したアートデッセイ号を破壊しようと企んでいた。

 しかしアートデッセイ号が機械島に向かって発進してしまったため作戦は失敗し、合体してギガとなる。


 その後は機械島を防衛するために多数出現し、GUTSと宇宙戦を展開した。


ゴブニュ(ギガ)

機械人形 ゴブニュ(ギガ)

別名巨大機械人形(きょだいメカロイド)
身長60m
体重8万t
出身地機械島

 無数のヴァハが合体し、巨大なロボットとなった姿。体内の自爆装置でダイブハンガーを破壊しようとする。

 ヴァハと違って打たれ強くなり、体が頑丈になっただけでなくウルトラマンティガ・パワータイプ以上の怪力を誇る。

 背中のノズルからのジェット噴射で敵を吹き飛ばし、頭部に約7個並んでいるランプは自爆までの残り時間を示すタイマーになる。


 ティガが現れても相手にせず、ひたすらダイブハンガーを目指す。ティガに片足をもぎ取られてもなお自爆を試みたが、間一髪のところで上空に運ばれ、ティガが力を使い果たして消えた直後に大爆発した。

 その後、GUTSのヤズミ隊員が回収した破片を調査して、機体を構成する金属そのものがコンピューターでありエンジンでもあることや、マキシマオーバードライブ(の原理)を開発(解明)した文明を消滅させるのが目的であることが判明する。


ゴブニュ(オグマ)

機械人形 ゴブニュ(オグマ)

別名巨大機械人形(きょだいメカロイド)
身長67m
体重8万8千t
出身地機械島

 機械島の中に囚われたGUTSの救出に向かったマドカ・ダイゴの前に現れた、機械島の番人。

 その体全体が機械島の一部でできているためヴァハやギガ以上に防御力が高く、名前のオグマの元ネタ(ケルト神話において登場する戦神)から分かるようにゴブニュ系統で最も強くパワーは800万馬力にも及ぶ。武器は怪力と、頭部から放つ電撃。頭部の形状を利用した頭突き攻撃も得意。

 顔にある4つのランプは、ハーモニカのような音を立ててスクロール点滅する。


 機械島と一体化することでさらに力を高めることもでき、ティガの両足を掴んで機械島と共に自爆しようと企むが、アートデッセイ号のマキシマ砲で倒された。


 ちなみに、デザインを行った丸山浩のお遊びで、頭部には特技監督の名前がカタカナで隠されている。


機械島

直径3km
重量不明

 宇宙空間を漂う、小島のような形をした要塞。

 材質は地球外の金属で、アートデッセイ号のデラック砲をも受け付けないほど硬い。内部は空洞で誰も乗っていない。武器は本体下部から発射する電撃。

 また、火山のようなハッチを開いて接近する物体を吸引することができ、一度取り込まれてしまうと外部との無線通信ができなくなる(電波を遮断するだけなので、有線ケーブルによる通信は可能)。


 これらの防衛システムはマキシマエネルギーに反応して動くため、別のマキシマオーバードライブ搭載機のマキシマを逆位相で動かし、もう一方と相殺することで解除できる。


 ゴブニュ(オグマ)と一体化してティガを道連れにしようとするが、オグマがアートデッセイ号に倒され、自身もゼペリオン光線で爆破された。


余談

 平成シリーズでは初めて登場した純粋なロボット怪獣であり、ティガでは初めての前後編として描かれシリーズ恒例のウルトラマン一人で勝てない相手を人間と協力して倒す立ち位置の強敵で、アートデッセイ号初登場と販促を兼ねていたとはいえ、パワータイプ以上の怪力など明確に敵側が強くなっているインフレの象徴であった。


 名前の由来は、アイルランド神話の鍛冶の神ゴヴニュ(ゴブニュ)から。武具作成や医学など優れた技術を持っていた反面、自身が制作に協力したアガートラームを身に着けていたヌアザを殺害したバロールと同一視とされる所などがマキシマオーバードライブを排除する部分とつなげられたと思われる。


 当初は、骨組だけのロボットという案だったが、着ぐるみでの表現が難しく、ギガのパーツを差し替えることで決定稿となった。デザインイメージは、70年代のロボットアニメで、原画では頭部は丸い形状だったが、消しゴムで修正していったため、元の絵は残っていない。


 本編第19話のゴブニュ(ギガ)戦は、『ウルトラマンレオ』第1話のギラス兄弟以来23年ぶりの水中戦であり、平成ウルトラマンシリーズでは初めてである。


関連タグ

ウルトラマンティガ ウルトラ怪獣 ロボット怪獣

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