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「踏み潰せ~。西洋かぶれの奴を倒すのだ~」

データ

登場作品『ウルトラマンA

第38話『復活!ウルトラの父』登場

別名:伝説怪人
身長:2メートル
体重:75キログラム
出身地:東北地方

CV/沢りつお

概要

日本古来の八百万の神々を蔑ろにし、西洋の風習であるクリスマスに浮かれ、異国の神様(ではないけど)サンタクロースに興じる日本人たちに神罰を与えるべく暗躍する。つまりクリスマス爆発しろ枠。

雪超獣スノーギランを操り、人々の目を失明させた挙句、街を破壊させて神罰を下し、遂にはウルトラマンエースを一度倒すことに成功する。

いささかやり過ぎたためか、最終的にウルトラマンエースを復活させたウルトラの父のファザーショットでお仕置きされてしまった(ちなみにこれが映像作品でのウルトラの父の初戦果である)。

何故、超獣を操っていたのか、ヤプールと関係があったのか、そもそも彼が本当に八百万の神の総意で動いていたかは不明であり、彼はいわゆる過激派だったのかもしれない。もっともヤプール老人が「お前は神を信じなさい、ほれ信じなさい、ほれ信じなさい」とか歌っていたり、ヤプール自体が集合精神だったりするので、ナマハゲ本人の言うところの「神」はヤプール絡みだったりするのかも知れない。

後日談というかオチ

昭和ウルトラマンシリーズと同一の世界観でナマハゲが登場して数十年後にあたる『ウルトラマンメビウス』の第37話において、ウルトラの父が冬に現れている事にちなんだ「ウルトラの父降臨祭」が年中行事に加わっていることが判明している。

余談

さて、劇中では西洋かぶれだのなんだのほざいていた攘夷派な彼であるが、「スノーギラン」が思いっきり英語の名前なのは大丈夫だろうか…?

出身地は東北地方であり、TAC竜五郎隊長(独身)が秋田県出身なので案外竜隊長と同郷だったりするかもしれない。ちなみに秋田県男鹿半島の民俗行事に登場する来訪神の方のナマハゲを務めるのは未婚の男性とされている。

登場する本編38話は、脚本を石堂淑朗、監督を山際永三、特技監督高野宏一が担当した。石堂は帰ってきたウルトラマンスノーゴン登場回を担当しており、ブラック星人も怪人ナマハゲと似たような最期を迎えていたりする。

関連タグ

スノーギラン マハゲノム←ナマハゲモチーフの後輩

石堂淑朗 沢りつお