美しくなければ、車ではない。
概要
1968年から2000年にかけて、8代に渡って生産された。
カローラとは兄弟車であり、元々はカローラの1バージョン(クーペバージョン)の「カローラ・スプリンター」であった。2代目でカローラから独立した。
主にセダンを中心としながらもライトバン型の商用車モデルも展開された。
近藤正臣が3代目の、古谷一行が5代目の、それぞれイメージキャラクターを務めている。
主な派生車種
スプリンターシエロ
6代目(1987年-1991年)に設定された5ドアファストバックセダン。
生産はトヨタグループの本家豊田自動織機で行われた。
この手の車種は当時の日本人の感性に合っていたとは言えず、1代で姿を消してしまった
スプリンターマリノ
7代目(1991年-1995年)の派生車で、1992年5月から1998年まで販売。
生産は子会社の現在のトヨタ自動車東日本で行われた。
マークⅡやカリーナEDでのヒットの影響を受けて、コンパクトカークラスでは異例の4ドアハードトップ仕様となった。
宣伝マンに藤井フミヤを起用した。
ただスタイリッシュなデザイン故に居住性に目をつぶらざるを得なくなった。ゆえに発売当初は結構人気があったものの後に急落、結局1代限りで廃止された。
なおこの車種のカローラ店バージョンがカローラセレスである。
スプリンターカリブ
1982年から2002年にかけて、3代にわたって販売された4WD仕様のステーションワゴン。
生産は豊田自動織機が担当した。
初代(1982年-1988年)に関してはプラットフォームがスプリンター/カローラ系統ではなく、ターセル/コルサ/カローラⅡ系統となっている。
3代目にはFF仕様も設定された。