スペック
全高:50m
全幅:39m
胸厚:21.5m
重量:3500t
最高速度:400km/h
出力:1200万hp/t
ゴーゴーファイヤー、ゴーゴーエイダー、ゴーゴーポリスの3台のゴーゴービークルが合体、ジャッキアップ変形して完成する。テーマソングはMOJOの歌う『希望のサイレンビルダー』でDX版のCM曲にも採用されている。
当初からネオパラレルエンジンが搭載されており、序盤ではクエスターに対抗する要でもあった。
本来は、災害救助ロボで『サージェスレスキュー計画』の一環として開発された。
元々、ボウケンレッドが搭乗する予定であったが、明石の提案によりボウケンシルバー=高丘映士の専用機体となる。(ただし諸事情でボウケンレッドが操縦するケースがあった。)
最終回では本来の災害救助の任務に使用されており、一般の消防隊員にも存在が知られている様子。
必殺技は三門のジェットカノンから液体の塊を連続発射する『トリプルリキッドボンバー』と両腕から放つ『ナックルバルカン』、肩のジェットカノンからは牽制と消火に使われる『ダブルウォーターシュート』を放つ。ダブルウォーターシュートは牽制に使われながらもクエスターロボ・砲の回転鋸を切断する威力を誇る。
また、ジャッキアップ変形はジャンプ力増強やサージェスロボを空中高くトスするなどの応用が効く。
ダイボウケンと同じく両腕を交換する形で轟轟武装が可能だが、ボウケンピンクのアドリブでアルティメットダイボウケンと両腕を交換するまで誰も知らなかった。この利点は後にクエスターロボ・将(エリート)との再戦で巧みな分離・再合体・轟轟武装による波状攻撃に活かされた。
ちなみに、ボウケンシルバー専用ロボにも関わらず、歴代シルバー専用ロボと比べてあまり銀要素は無かったりする。
玩具版
デカレンジャーロボと同じくライトアンドサウンド機能を搭載。
ジェットカノンが稼働する他、ゴーゴーファイヤー時にパトランプ部分にあるボタンを押す事でサイレン音が鳴り、ジャッキアップ時の効果音まで丁寧に搭載されている。(ただし「サイレンフォーメーション!」の音声が鳴るのは、ジャッキアップ完了時となる。)
緊急車両ロボの宿命からか、両腕のビークルには腕を変形させる以外にギミックはなく、デザイン自体はかっこいいものの、足の感覚はかなり狭く、やや不恰好に見えてしまうのが難点である。
ちなみに、本編では実現しなかったが、背中にゴーゴージェットを武装可能。DX玩具のTVCMで紹介された。(ミニプラ版でも可能。)
ミニプラ版は塗装や音声などを抑えた代わりにアクション面が強化され、足が不恰好に見える問題は解消され、更に足にゴーゴーミキサーとクレーンが合体できるようになった為、アルティメットサイレンビルダーなんて組み合わせも可能である。
余談
パワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブではフラッシュポイントメガゾードとして登場。
「Ones A Rangers」にて初代ブラックレンジャーが搭乗した。
関連項目
緊急車両モチーフのロボたち。
VRVロボ ビクトリーロボ デカレンジャーロボ デカバイクロボ デカゴーカイオー パトカイザー
サイレンダー・・・本作の10年前に登場した名前が似ている追加戦士用の緊急車両モチーフのロボ。
歴代3号ロボ