概要
天王路博史が全てのアンデッドの細胞を融合して造り上げた究極のアンデッド。
仮面ライダーギャレンを始めとするライダーシステム、トライアルシリーズやティターンは、このケルベロスを作り上げるための実験の産物。
ただし、トライアルと異なり通常のアンデッドと同じようにアンデッドサーチャーには反応は映る。(カテゴリー不明で処理される)
その性格は凶暴で、天王路すら制御できず解き放たれた時は研究員を全滅させるほどであった。
ケルベロスの名の通り、右肩が金・左肩が銀の頭蓋骨状になっており、3つ首のデザインとなっている。
左腕に備えた爪状の武器で敵を寸断し、左掌より放つ火炎弾、左掌より放つ光弾で粉砕する。
またラウズカードのシステムを応用したものとして普通のアンデッドが持ち得ない、アンデッドを封印吸収する事が出来る能力を有している。
ハートスートのカードを全て吸収して相川始を戦闘不能状態にし、レンゲルを圧倒し、ギャレンもジャックフォームになる前にカード吸収、ブレイドキングフォームの必殺技ロイヤルストレートフラッシュさえ1回は破る。と、究極にふさわしい戦闘能力を見せてくれた。
最後は怒りによって融合係数が更に上昇し力を増したブレイドにより敗れ去った。
......しかし、これは天王路の布石でしかなかった。
ケルベロスⅡ
天王路が肉体改造により、ケルベロスのラウズカードを自らの身体にスキャンし融合した姿。
天王路がバトルファイトへの参加権を得、「万能の力」を手にするために準備した器である。
両肩アーマーが金色に変色、さらに胸中央から天王路の顔半分が現れている。
両肩の双犬から敵を瞬時に消滅させる「ディバインウェーブ」という更に強力な火災弾を放つ事が可能となった。
最後は、四人のライダー達との戦いに破れ、融合が解けたところをギラファアンデッドによって倒された。
カード自体は、ギラファが回収しておりジョーカー封印に利用しようとした。
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本編から分岐したパラレルワールドにおいても全てのアンデッドの細胞を元にケルベロスが造られてカードに封印されており、劇中では黄、緑、赤の三種が確認されている。
他作品
レッツゴー仮面ライダーではアンデッド代表としてショッカー世界会議に出席。元の変身者である天王路の目的があくまで「(自身の支配下による)争いのない平和な世界」だったのもあってか、ジャーク将軍が告げた人類の根絶という意見には否定的な見解を見せていた。
関連タグ
仮面ライダーオルトロスバルカン:犬系の幻獣がモチーフの仮面ライダー。ケルベロスⅡと同じく、人ならざる存在の力を借りて変身するという共通点を持つ。