「CAST OFF!」
「CHANGE SCORPION!!」
概要
仮面ライダーサソードの変身アイテムで、蠍の形をしたゼクター。
ワームや危機を感知すると資格者神代剣の元に現れる。マスクドライダー計画初期に開発された5種類のゼクターで唯一飛行能力がないため、穴を掘って出現することが多い。
サソードヤイバー
サソードゼクターをセットすることで仮面ライダーサソードへと変身することのできる、剣型の変身デバイス。変身後はそのままサソードの武装として機能する。
神代自体は西洋の剣を使っているが、デバイスはどう見ても刀モチーフである。
剣そのものは平成ライダーを通してよく登場するアイテムだが、変身デバイスのモチーフとしては珍しく、平成ライダーの中では剣を変身デバイスとするライダーはサソードのみである。
劇中での活躍
資格者を見限ることこそなかったが、何かと寝取られることに定評のあるゼクターでもある。
立川大吾がワームと知り殺そうとした時は逆にゼクターを奪われてサソードに変身され返り討ちにあい、パーフェクトゼクター登場時はすでに資格者不在のザビー、資格者が元から戦いに乗り気ではないドレイクと違って、神代が好戦的でサソードとしての出番が多かったのもあり、自身の戦闘中に突然変身が強制解除されハイパーカブトのもとへ行ってしまう事態が唯一発生してしまった。
とは言え、天道総司がすべてのゼクターを集めだすと決めた時には、ゴンに勝手に持ち出されたドレイクゼクターと違い、神代自身の金欠もあってサソードゼクターと金を天秤にかけながら、丁度の金額になったところで売られたことがある為、案外どっちもどっちだったりする。
また、実は劇中で一度も人間が変身に使用していないゼクターだったりする。
ネイティブの蜂起を前にして、ワーム殲滅のために神代が戦死し資格者不在の状態となったため、ネイティブとの最終決戦では実質パーフェクトゼクターのパワーアップアイテムとしてのみの登場となった。
最終決戦ではグリラスワームにマキシマムハイパータイフーンを受け切られ、パーフェクトゼクターが折れたことに伴い停止。その後どうなったのかに関しては不明。