概要
下級大虚(ギリアン)並みの巨体を持つ怪獣で、顔と胴体が白骨化したヒヒのような姿をしている。右肩に鎧のような装甲があるのが特徴。
所謂地獄の「鬼」みたいなものであり、地獄に堕ちた咎人を殴り飛ばし踏み付け握り潰して苛め抜き、最後は噛み砕いて食い殺す習性を持つ。勿論、外界からの侵入者にも容赦なく牙を剥く。知能はかなり低いようで、地獄の門が破壊された際には現世に出て死神を襲おうとしていた。
岩などをすり抜けることもでき、本来は最下層のマグマの中に巣を作っているが、自在に上の階層に向かい、咎人を喰らう。
咎人は戦い続ける度に異形の姿となり様々な能力を得るが、クシャナーダには咎人の攻撃は一切通用しない。彼らは咎人を苦しめること「だけ」が存在意義だからである。
これはあくまで強弱ではなく属性によるもので、死神の鬼道・斬魄刀、あるいは破面の虚閃や完現術、滅却師による攻撃は通用する。
作中では破面のアーロニーロとザエルアポロが地獄行きとなったが、彼らの力なら抗える可能性はある。まあ、何らかの理由で地獄の門が開いているタイミングを狙う以外の方法で、どのみち地獄を抜け出す方法は無いので永久終身刑も同然であるが。
彼(?)らは(非常に大雑把な言い方をすれば)地獄における死神のようなものであり、原作序盤でシュリーカーを地獄に落としたあの腕はクシャナーダのものである。たとえ咎人が現世に逃げようが、特殊な仮面とマントが無いとすぐにバレてしまい、地獄の門から出現した鎖に捕らえられ、再びクシャナーダの刃(斬魄刀の一種?)に貫かれて地獄に堕ちる。
終盤では地獄を欺いたラスボス(リンク先ネタバレ注意)に追い詰められた一護に一時的に協力し、スカルクラッドの力を貸し与えた。しかし一護が変身を解いたため、また襲い掛かっている。