ジュリアン(ファイアーエムブレム)

れなのないとさま

SRPG「ファイアーエムブレム」シリーズの登場人物。

兵種:盗賊

概要

『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』（ともにリメイク版含む）に登場。

デビルマウンテンを根城にしている盗賊団サムシアンの元一員。

サムシアンに捕らわれたシスターのレナに惚れて彼女を救うため仲間を裏切り、レナと共にサムシアンから逃げているところをマルス一行と出会いそのまま合流した。

人間関係はレナ以外に弟分のリカード、レナとの仲の障害である彼女のバカ兄貴・マチスがいる。

初代の後日談のみレナの祖国マケドニアで彼女と所帯を持ったことが示唆されている。

SFC版以降は設定が変更され、レナとは実質相思相愛の仲ではあるものの盗賊だった過去を気にして仲を進展させられず、暗黒戦争終了後は彼女と共にマケドニアで平穏な生活を送っていた。

続編「紋章の謎」では、マルス王子達と合流するためレナを連れ出そうとするのだが、彼女がいなくなってしまったことに気づく。村人の話曰く『怪しい司祭が、連れて行った』とのことで、レナを救出するべくマルス王子達と行動を共にする。

長い道のりを歩み続けた末に、マケドニアとドルーアの国境に位置する【飛竜の谷】で、ついに暗黒竜メディウス復活の贄として捧げられようとしていたレナを見つけ出す。

必死の呼びかけで洗脳を解くと、彼女からプロポーズのような言葉を受けてようやく結ばれた。

ユニットとしては成長率がとても優秀で、戦闘力の低い「盗賊」でありながらしっかり育てればエース級のユニットと遜色の無い活躍ができる。

更に『紋章の謎』では専用グラフィック持ちという高待遇を受けている。攻撃・回避時のモーションも専用のものが製作されている（何と回避時にバク転をする）。

箱田真紀氏が描くコミック版では、ダジャレを言ったりするムードメーカーとしても活躍。

（ダジャレを言う度、カインから拳骨が飛んでくることが多々あった）

ドラマCDでは、レナとの出会いと彼女を連れてのサムシアンの脱退のほか、シーダと出会い彼女と共に行動をする場面が追加された。

劇中での活躍は盗賊としての活躍の他に情報収集をしたり、抜け道を使って城の内部に侵入するという忍者のような活躍をみせる。

「よう、オレはジュリアン。

　何か困ってる顔だな?

　オレでよければ、相談に乗るぜ。」

2020年7月から登場。

武器の「騎殺の暗器」は超英雄武器の「宵闇の団扇」と同じ効果を持つ継承及びステup錬成可能な汎用武器。

近距離反撃と騎馬特効持ちの為未だ実装されないどこぞの馬鹿兄貴が実装されたら強気に出られるだろう。

ステータスは魔防を切り捨て中速で守備が高め。凪と金剛の反撃・近距離のおかげで守備と速さは数字より高く、騎馬特効もあり火力は暗器の割には高く、痒いところは錬成でカバー可能。

暗器の壁役としては似た性能で踊れる浴衣マークスがライバル。

イベント想いを集めてでは小箱の鍵を無くして困っているユルグを助けるべく盗賊スキルを使って鍵を開けようとするが1人では開けられず、異界の盗賊仲間達と共に奮闘するストーリーが書かれた。