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ミステリアンの編集履歴

2021-05-29 20:19:51 バージョン

ミステリアン

みすてりあん

「ワレワレハ、ミステロイドセイ、カラキタ、ミステリアン、ダ」

ミステリアンとは、東宝制作の特撮映画「地球防衛軍」に登場する宇宙人である。


データ

  • 身長:1.8m
  • 体重:80kg
  • 別名:怪遊星人
  • 出身地:ミステロイド星
  • 演:土屋嘉男 中島春雄 鈴川二郎 勝部義夫 海上日出夫 大西康雅

概要

かつて、火星木星の間に存在していたと言われている第5惑星ミステロイド星からやってきた宇宙人

5千年前に母星が核兵器によって滅びた為、生き残った一団が火星に移住して生活していたが、元の文明を復興させることが不可能だった為、恵まれた環境と豊富な資源のある地球への移住を計画した。

しかし、その目的は移住ではなく侵略だった。


かつての核戦争の結果、ストロンチウム90の放射線障害による後遺症の為に肉体は激しく衰えており、生殖行為もままならず、ヘルメットの下はケロイドが浮き上がっているという痛々しい素顔をしている。

異常児の割合も多く、生まれてくる子供の80%を捨てているとの事だが、この辺りは当初の地球への移住希望の際の現状説明として口頭で語られたに過ぎず、事実かどうかは不明である。

重力が軽い火星でいくつもの世代を過ごしてきたせいか、地球人より少々動きが鈍いが、2~3人で潜入した地球人を捉えることもしているため、力は地球人と同程度のようである(着ている服装のパワーアシスト的な能力なのかは不明)。


全身を覆う共通の白い服装と、各員ごとに色分けされたマントヘルメットを常に着用しており、が最高指揮官黄色が中級指揮官、が一般戦闘員と、服装ごとに階級が決まっている。

高温が弱点であり、地球と比べて冷涼な環境でないと生活できない為、ミステリアンドーム内を低温に保っている。

動きやすいようにか、歩哨に立っている戦闘員はマントをつけていない者もいる。


「ワレワレハ…」といった所謂宇宙人語で話すが、同時に本来の彼らの言語と思しき音声も聞こえるため、各自が地球の言葉(この場合は日本語)を覚えて話しているわけではなく、ヘルメットに搭載された同時翻訳機を通して話しているようである。つまり彼らの話す地球語(日本語)は機械音声ということになる。


優秀な子孫を残す為に地球人の女性に目を付け、多数の女性を攫ってミステリアンドームの中に監禁していた。なお劇中ではミステリアンの女性は描かれていないため、彼らの性別および生殖形態に関しては不明である。


劇中の活躍


当時の地球文明はまだ宇宙開発が始まったばかりの時代だったため、特に察知されることもなく地球に降り立つと富士五湖に秘密基地を建設。

やがてモゲラを出撃させて付近のを襲い、続いて「ミステリアンドーム」を出現させ自らの存在を地球人類側に示すと同時に、人類に対しドームを中心とした半径3キロの土地の割譲と地球の女性との結婚の自由を要求。

この時点で既に数人の女性を捕らえており、要求が飲めない場合は攻撃も辞さないと迫る。

あまりに急かつ一方的な要求だったため防衛軍は要求を拒否し、戦車戦闘機でミステリアンドームを破壊しようとするも、ドームから発する熱線で全滅させられてしまい、地球側の第一次攻撃は頓挫した。


通常兵器では手も足も出せない為、諸外国からの援助で空中戦艦α号、β号、γ号、そして長距離からのオネストジョン攻撃(※当時配備されていた米軍の地対地ロケット兵器)を人類が決行。

しかし、ミステリアンドームを破壊するには至らず、逆にこれらを破壊し返り討ちにするとすかさず市街地に円盤を飛ばし、無駄な争いは望まないという街宣を行う狡猾さも見せた。


そして今度は半径120kmの土地を割譲するように要求を大幅に拡大させるが、要求をはねつけた防衛軍の新兵器「マーカライトファープ」からの攻撃で無敵と思われたドームについにダメージが入っていく。急遽モゲラ2号機を発進させたものの、倒れてきたマーカライトファーブの下敷きになり大破してしまった。

当面の打つ手を失ったミステリアン側は直ちに攻撃を中止しなければ報復手段をとると脅すが、地球側は攻撃中止の条件として地球からの即時退去を求めたため、ミステリアンはから濁流を発生させてマーカライトファープや付近の村を破壊する。が、彼らの反撃はここまでだった。


ドーム内部に単身潜入した地球人によってドーム内部の機器を破壊され、このスキを突かれる形で地球人のミステリアン協力者の裏切りもあり、攫った女性達に脱走されてしまう。

更に間の悪いことにこのタイミングで到着した第二β号から新兵器電子砲の攻撃を受け、ついにドーム基地は破壊されてしまう。

逃げようとした円盤も、電子砲の熱線によって悉く撃ち落とされ、ごく少数の脱出者だけが地球軌道上の宇宙ステーションに帰り着き、彼らはそのままあてもなく逃亡した。

こうしてミステリアンの地球侵略は失敗に終わったのである。


関連タグ

地球防衛軍 東宝特撮 東宝怪獣 宇宙人 モゲラ マーカライトファープ

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