「ああっ!? リングに剣を持ち込むのは、NGボクシング~!」
「そうはいくかボクシング! セコンドー!」
データ
身長/46.5m
体重/2185.5t
概要
ボクシングワルドの暴走したボクシングパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大ヘビー級ボクシング戦闘兵たるダイワルド。
頭部及び両腕がボクシングワルドのものになっているが、元々の頭部のサイズが小さめなのでクダイテストの首下部分に丁度すっぽり収まっている形になっており、クダイテストの元々の体格から俯瞰するとまるで巨大なカンガルーのようにも見える。
巨大なボクシングのリングをあちこちに設営し、そこに陣取る形で相手と無差別級ビックタイトルマッチを繰り広げる。また2ラウンド目から専用の『セコンドクダイテスト』も乱入させてくる。
ボクシングワルドのダーティーな性格が反映された結果、不意打ちや反則行為も辞さない一方で相手側が武器を持っているのを咎めるダブルスタンダードぶりを見せる事がある。
セコンドクダイテスト
「呼びましたかセコンド〜?」
「大した事ないセコンド〜」
ダイボクシングワルドがセコンドとして乱入させてくる専用クダイテスト。
姿や能力はクダイテストそのままだが、申し訳程度に語尾に「~セコンド」と付けて話す。
ダイボクシングワルドを勝利へと導くべく、反則級の妨害行為を行なってダイボクシングワルドをサポートする。
活躍
第4カイ!
ボクシングワルドが倒された直後に呼び出されたクダイテストがボクシングトジルギアを踏んだ事で誕生。すぐさまリングを出現させて繰り出されたゼンカイオージュラガオーンと対峙するも、そこで相手が剣を持っているのに文句を付け、それを操縦するゼンカイザーが納得した隙を不意打ちして先制攻撃。
それを地上で見ていたゼンカイブルーンが「ならばリングを無くしましょう!」と思い立ち、ブルーンダンプに機界変形。「邪魔なリングは、お片付けです!」と言ってリングの土台に何度も体当たりして粉砕、それにダイボクシングワルドは巻き込まれる(ジュラガオーンは寸前に隣のリングへ飛び移って逃れた)。
だがすぐ立ち上がり、セコンドクダイテストを呼び出しブルーンダンプを押さえ込ませ、第2ラウンドとして自らも隣のリングに乗り込みジュラガオーンへラッシュを浴びせる。
しかしすぐにゼンカイマジーヌもマジンドラゴンとなったので、それを見たゼンカイザーはマジンドラゴンとブルーンダンプを全界合体させ、ゼンカイオーブルマジーンを完成。それがセコンドクダイテストを別のリングに弾き出したので仕切り直しとなり、今度はテンションの上がったジュラガオーンから逆にガオーンクローを装備してのラッシュを貰ってしまう。
セコンドクダイテストの方は格闘やモニタニックアイよりの光線でブルマジーンをあしらうも、余裕をこいてリングロープに寄り掛かっていた所でロープがマジーヌスティックからの魔法により電撃ロープに変化して感電。痛がっていた所にダイボクシングワルドが弾き飛ばされて来る。
そこから更に、相手は半身を交換してゼンカイオージュラマジーン・ゼンカイオーブルガオーンに。ジュラマジーンの飛びながらの右ストレートで怯んだ隙にブルガオーンの高速ラッシュを叩き込まれ、セコンドクダイテストがリングから場外KOされ爆散してしまう。
最期は半身を戻したブルマジーンより『ブルーンピッカーアクセルストライク』を打ち込まれ「真っ白に燃え尽きたボクシング~ッ!!」と言い残してリングもろとも爆散。体内のボクシングトジルギアも砕け散りボクシングトピアが並行世界へと解放された。
第13カイ!
ダイリサイクルワルドによって頭部のポリバケツからダイキノコワルド、ダイコオリワルド、ダイスシワルドと共にリサイクル・再生させたダイワルドの一体として召喚。他のダイワルド達と手を組み、リサイクル戦隊ダイワルジャーを結成する。
複数のダイワルドが繰り出される多種多様で一つの並行世界の力に限定されない攻撃でゼンカイオー2機を追い詰め、ゼンカイジャーの技を模倣した『ギアトジンガーバズーカ』で吹っ飛ばし、合体を解除させた。
ダイリサイクルワルドに率いられて吹き飛ばされたゼンカイジャーにトドメを刺そうとするも、ツーカイザーが駆るクロコダイオーのビームを受けて怯み、そのまま界賊合体したツーカイオーリッキーと交戦。
他のダイワルドと共に襲いかかるも相手の繰り出す格闘術に手も足も出ず、最期はツーカイオーリッキーの繰り出す超力キックを連続で食らって吹き飛ばされ、撃破された。
関連タグ
燃え尽きたぜ…真っ白にな…:ボクシング漫画「あしたのジョー」における有名な台詞。断末魔はこれを意識していると思われる。