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グルドリンの編集履歴

2021-06-06 23:54:29 バージョン

グルドリン

ぐるどりん

アニメ『機動戦士ガンダムAGE』(第4部)に登場するMS。

概要

ヴェイガンが「S&S(Simplification & Streamlining=単純化と合理化)」構想の下に開発した試作型モビルスーツ

壷状の胴体に円錐状の機首を有し、後部全体が推進器となっている異形の機体。

これまで人材や資源に乏しい状況で高性能かつ複雑な機構を有するモビルスーツを運用して来たヴェイガン側が、資源の枯渇や戦争の長期化などを理由に開発を推し進めた機体であり、部品構成が単純化され、運用の合理化や組み立てや保守作業の効率化が追求されている。

また、胴体下部にはランディングギアを有し、腕部は必要に応じて着脱可能なアタッチメントとなっている。

本来は促成栽培の新人パイロットであっても相応の戦果を上げられる性能を有する決戦兵器となるはずであったが、最終決戦の時点では調整が必要な未完成状態であった。

しかし、決戦時適当な乗機がなかったゴドム・タイナムが独断で搭乗し出撃している。

この際に、未完成だったウイングアタッチメントの代わりに既存のヴェイガン機の腕が取り付けられているが、これの主な用途はマニュピレータとしてではなく、光波推進システムによる推進装置として使用する為に取り付けられている。


武装は機体前面に装備されたドリル状のビームを発生させるビーム砲「ビームスクレイパー」(ヴェイガン系としては珍しいドッズ系武装)と、両腕による格闘のみ。ビームスクレイバーは発射する事も機体前面にビームサーベルのように留めておく事も可能であり、持ち前の推力を活かした突撃が可能。ゲーム版ではビームスクレイバーを拡散粒子砲として使用する様子が確認できる。

しかし、推力はあれど小回りは利かないという欠点を持ち、武装の少なさと相まって攻撃パターンが単調になりがちである。

事実、実戦においてビームスクレイバーと持ち前の突進力で連邦軍MS部隊を圧倒するも、セリック・アビスにその単調な戦闘パターンを見抜かれてしまい大破。

それでもゴドムの執念でクランシェカスタムの頭部を鷲づかみにするが、至近距離からのドッズライフルによる射撃を受け完全に撃破される。しかしこれによりセリック機も大破し、彼が戦死する遠因を作る事になった。


バリエーション

ゴールデングルドリンパーフェクト

ゴールデン・グルドリン・パーフェクト

グルドリンの改修機。通称「GGP」

グルドリンの欠点であった旋回性能の低さを、腕部ユニットをウィングアタッチメントに変更する事で解消。また、ウィングアタッチメントには多方向ミサイル発射システムが内蔵されており、近接戦闘においても敵を捕捉し攻撃する事が可能となっている。

なお機体色が金色に変更されているが、これは対ビーム攻撃を想定したコーティングである。

また、改修前と同様に、AGEシステムのウェア換装の様なアタッチメントの換装を行う事が可能。


なおヴェイガンの美的感覚の基準によると、本機は非常に美しい機体デザインの部類に入るらしい。


終戦までに30機程度の生産が確認されているが、その殆どが戦線で使用される事は無かった。

戦争で生き残った機体は民間の土木工事や火星大気圏の気象監視パトロールなどに使用されたと言われている。


後に『ガンダムビルドダイバーズ』にてまさかのアニメデビュー。クジョウ・キョウヤ率いるフォース『アヴァロン』の一員として、敵フォース『第七機甲師団』のバスターガンダムヘビーガンダムカラー)と交戦していた。

機体色が白(もしくは銀)になっていたので、正確な機体名はホワイト(シルバー)グルドリンパーフェクトになると思われる。


考察

ボール状のボディにマニュピレータが追加されただけというシルエットに関してはボールに近いが、機体サイズは通常のモビルスーツよりも大型である。

そのため、扱いは従来作におけるモビルアーマーに近いが、『機動戦士ガンダムAGE』劇中にはモビルアーマーという概念が存在しない(機動兵器全般をモビルスーツと呼称している)為、本機の機体カテゴリはモビルスーツである。

また「未完成の欠陥機」という点では『機動戦士ガンダム』に登場したザクレロおよび『機動戦士ガンダムZZ』に登場したジャムル・フィンと共通している。


その実態は「脚を外して横倒しにした怪ロボット・モンスター」である

グルドリン(うろおぼえ)


関連タグ

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE ヴェイガン

ファントム3 ゴドム・タイナム

ザクレロ ジャムル・フィン

もぐりん

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