「本当はスイカがいいけど、芋長の芋羊羹だっ!」
CV:肝付兼太
概要
第24話に登場したボーゾックの荒くれ者。ボーゾック一偏差値が高い。
針が歪曲している巨大な時計を頭に被り、目元に瓶底眼鏡を掛けた頭部が特徴で、左胸にネームプレートを着け、背中に黒いランドセルを背負った姿をしており、さながら眼鏡を掛けたガリ勉小学生を思わせる。頭部の左右から切られたスイカのアクセサリーがイヤリングの様に下がっている点も見逃せない。
語尾に「テルリン」と付けて喋る。
劇中では「ボーゾックスイカ割り大会」を開く為にわざわざ地球の子供達の夏休みの宿題の代行を行い、その報酬としてスイカを調達すると言う作戦を行った。
まともな感性の視聴者としては「そんな回りくどい事してないで普通に買うとか、悪の組織の怪人らしく強奪すれば良いだろ」と言いたくなるだろう。況してやボーゾック一の偏差値を誇る奴がそんな作戦を指揮しているのだから猶更である。
だがその突込みは野暮と言う物。何故ならボーゾックは基本足し算も満足に出来ない馬鹿の集まりである為、そんな連中の中で偏差値が一番高いと言った所で高が知れているのだ。少なくとも上記の発想に至らない辺り、テルリンの偏差値も所詮は連中に毛の生えた程度の高さでしかあるまい。
活躍
上記の頭脳を生かして子供達の夏休みの宿題を解く代わりに「ボーゾックスイカ割り大会」に必要なスイカを持って来させようと目論む。
しかし、子供達が持ってきたスイカは全て切られていた物だったため激怒し、子供達をスイカの代わりにしてしまおうと捕える。
そこに駆け付けた上杉実をビームでアクセルキーを手放させ変身を阻止、そこにケンカして仲違い中の陣内恭介が駆けつけ、助けに来てくれたと誤解したままであったが和解し、更にブルーレーサー達も乱入し子供達を救出されてしまう。レッドレーサーとグリーンレーサーの連携に怯み、レッドレーサーの固有技、ツインソード・ツインカムクラッシュを受け敗北。芋長の芋羊羹を食べて(上記の台詞はその際のもの)巨大化し暴れ回るが、RVロボのグリーンビークル浪速蹴りとRV回転スイカ割りに怯み、最期はRVソード・激走斬りを受け倒された。
余談
パワーレンジャー・ターボにもクロックスターと言う名称で登場し、この時は時間を巻き戻す能力を持っていた。因みに原作の映像を流用する都合上不用意な改修が出来ないために名札すらそのまんまの姿で登場している。
声を演じた肝付氏は前作『超力戦隊オーレンジャー』で執事アチャ役でレギュラー出演していたが、以降スーパー戦隊シリーズ出演に縁がないまま2016年10月に亡くなった為、今作品が最後の戦隊出演となった。
関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 宇宙暴走族ボーゾック ボーゾックの荒くれ者
ブタヅノー…同じく子どもたちに努力させないで勉強を疎かにさせる。こちらは呪文でさせており、こちらが本気でやっている。
勉三さん…中の人&瓶底眼鏡繫がりのキャラクター。