ストーリー
周囲に対して常に傍観者の立場を取っていた内向的な中学二年生・天野雪輝は、自分の妄想の中に住まう神『時空王デウス』から、身の回りで起こるであろう未来を90日間分だけ予知するという日記を授かる。
最初は自分の空想だと気にかけていなかったが、次第に本当に未来が記されていることに気付く。
日記の予知をフル活用して立ち回り、「まるで解答用紙に答えが書いてあるかのような人生」を満喫する雪輝。
しかしそんなある日、日記に表示されたのは自分が殺される未来と『DEAD END』の文字。
突然の事態に戸惑う雪輝の背後に現れたのは、不敵な笑みを浮かべるクラスメート・我妻由乃だった。
その未来が事実だと言う由乃、そして自分の命を狙う別の男の存在。
こうして雪輝は訳の分からないままデウスの『殺人ゲーム』に巻き込まれて行く‥‥
登場人物(※一部ネタバレ注意)
メインキャラクター
デウス・エクス・マキナ/(CV:若本規夫)
日記所有者
火山高夫(3rd)
豊穣礼佑(5th)
春日野椿(6th)
上下かまど(8th)
月島狩人(10th)
ジョン・バックス(11th)
平坂黄泉(12th)
『ゲーム』の概要とルール
- 主催者である「神」デウスにより選ばれた12人がプレイヤーとして参加する。
- 参加者にはそれぞれ『未来日記』が与えられ、それを武器に他の日記所有者と殺し合う。
- 所有者が死亡した、日記を破壊された、もしくは主催者側に『ゲーム』を放棄したと見なされた場合、その所有者は脱落となる。
- 他の所有者の情報は与えられず、日記などを頼りに自力で見つけなければならない。
- 『ゲーム』を途中で降りることはできず、それに繋がる可能性のある行為は全て禁止されている。また、主催者側に『ゲーム』を放棄したと判断された場合、その所有者は消滅する。
- デウスの住む『因果律大聖堂』は往来自由であり、『ゲーム』に関して不明な点があればいつでも彼に問い合わせることが可能である。
- ルールの説明や質問への回答などで他の所有者と遭遇することがあるが、その時は正体が分からぬよう互いにシルエット姿となる。また、『因果律大聖堂』内で他の所有者を害することはできない。
- 『ゲーム』を勝ち残った最後の一人をデウスの後継者として次の「神」とする。
『未来日記』の特徴
- 日記には90日先までの未来が予知され、1日経過すれば新たに1日分補充される。
- 予知はそれぞれの日記が持つ独自の特性や法則に基づいて行われ、同じ出来事に関する予知でも日記によって内容が全く異なる。ただし、どのような日記でも最低限『DEAD END』と主催者側からの通知は表示される。
- 誰かが日記に表示されている未来を知った上でそれと異なる行動をとった場合、その影響を受けた予知の内容が書き換わる。その場合日記に未来が書き換わるノイズが発生する。
- 所有者がどう行動しても死を免れなくなった場合、『DEAD END』の文字が表示される。これを『フラグが立つ』と言い、これが表示された所有者はわずかな奇跡に賭けて逆転を狙うしかない。
- 日記を失うことはその所有者自身の未来を失うことと同じであり、日記を破壊された所有者は消滅する。
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