概要
原作者は永井ゆうじ。
2006年7月号に予告漫画として小学館「月刊コロコロコミック」に登場し、翌8月号から同誌で連載開始された。
2013年1月号に連載が終了するが、2月号より『ペンギンの問題+』リニューアルして連載が再スタートし、2014年11月号を持って正式に連載終了。
テレビアニメはテレビ東京系列「おはコロ」内で2008年4月から2013年3月まで放送された。
2009年には劇場版「幸せの青い鳥でごペンなさい」が劇場版デュエルマスターズと二本立てで公開。
ストーリー
きりかぶ小学校、5年1組に在籍するペンギン小学生の木下ベッカム。
ツッコミどころ満載のスーパー問題児が、次々と問題を巻き起こし周りを巻き込んでいく。
おもしろすぎて「ごペンなさい」!
登場人物
メインキャラクター
- 木下ベッカム(CV:伊東みやこ)
- 山田なおと(CV:松本さち)
- 松井ゆみ(CV:後藤沙緒里)
- 高橋シャルロット(CV:愛河里花子)
- 井上マイケル(CV:チョー)
- 渡辺ゴードン(CV:三宅健太)
- 岡本ポール(CV:川田紳司)
- 小林ジョニー(CV:森川智之)
サブキャラクター
- 嵐山先生(CV:志村知幸)
- 松浦先生(CV:寺田はるひ)
- 岡本デイブ(CV:志村知幸)
- 岡本ブライアン(CV:川田紳司)
- 岡本アレックス(CV:愛河里花子)
- 岡本エミリー(CV:寺田はるひ)
- 岡本チャック(CV:後藤沙緒里)
- 山口クリス(CV:折笠愛)
- 森シュナイダー(CV:川田紳司)
- 木下カティ
- 山本ボビー
- 渡辺エリザ
- 松本ハデス
ゲーム版
本作のゲーム化作品は6作品。これは2000年代以降のコロコロオリジナル漫画としてはでんぢゃらすじーさんに並ぶ2位タイの記録である。(1位はコロッケ!の8作品。)
ハードは4作目まではニンテンドーDS、5・6作目がニンテンドー3DS。
メーカーは5作目まではコナミで6作目はアルケミスト。
- ペンギンの問題 最強ペンギン伝説!
第1作。横スクロール式のステージを進んでいきながら、道中ででくわす敵ベッカムと格ゲー形式で戦っていくアクションアドベンチャー。
敵ベッカムに勝つとそのベッカムの装備がゲットでき、装備を組み合わせることでベッカムを強化できる。
- ペンギンの問題X 天空の7戦士
第2作。前作のシステムをベースに、新たに経験値が導入されるなど前作より様々な要素がパワーアップした。更にストーリーはフルボイスな上、クリア後のやりこみ要素も多い。
ゲームオリジナルキャラの七星、六魔将も登場する。
- ペン1グランプリ ペンギンの問題スペシャル
第3作。前作までのステージ探索要素が廃止され、敵ベッカムとの対戦に特化した内容となった。
- ペンギンの問題ザ・ワールド
第4作。前作までの対戦アクションからジャンルが変更され、今作はペンワーで釣りや採取等をして自由に楽しんだり、ペンワーを襲う敵とペンファイトというタワーディフェンスゲームで戦ったりするシミュレーションゲームとなっている。
- ペンギンの問題ザ・ウォーズ
第5作。
- ペンギンの問題+爆勝!!ルーレットバトル!!
第6作。アニメ版終了後の発売及びペンギンの問題+名義で発売した唯一の作品。
余談
連載当初はでんぢゃらすじーさんやケシカスくんと並び、コロコロコミックを代表する漫画であり、アニメ以外にも多数のホビーやゲーム化もされている(このうちゲーム2作目はシリアスなシナリオ等により結構な良作である)。
特にアニメ放送中で商品化が盛んだった08〜10年頃はメタルファイトベイブレードやイナズマイレブンなどとともに何度も表紙のメインを飾った。
時代の進行と共に表現の規制により、下ネタも多めな本作も例にもれず影響を受けた(ゴードンのモザイク等)。
2014年11月号で連載終了したが、この号はちょうど『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』の体験版シリアルコードが付録としてついた号でもあった。かつてコロコロコミックを愛読していた少年・少女達が成長して、ポケモン目当てに久しぶりに本誌を購入したら本作が最終回だったことに驚いた声も結構あったり。
関連イラスト
関連動画
ペンギンの問題 変身ベッカムダイジェスト
表記揺れ
関連タグ
関連作品
100%パスカル先生:作者の次回作。同作のアニメ版1話にベッカムがゲスト出演している。