曖昧さ回避
- 1990年に任天堂が発売した作品。→Dr.マリオ
- 上記のゲームに登場するキャラクター。本記事で解説する。
概要
パワーアップ形態ではなく、ペーパーマリオの様な別作品のマリオとされている。
マリオの他にも、2014年の『Dr.LUIGI&細菌撲滅』で弟のルイージが、2020年の『ドクターマリオワールド』であらゆるマリオファミリーがドクターになっている。
漫画作品
スーパーマリオくん(沢田ユキオ)
2巻巻末の4コマに登場。カゼの患者に対し「ウイルス退治は得意ですが患者を診るの初めてです」と怖い顔で言い放ち、ノコギリなど危険な物を取り出している。身の危険を感じた患者さんは迷わず回れ右てしまうのだった。
ワリオランド編のラストバトルでは、マリオがドクターマリオに扮して花粉症の怪物に特効薬(というのは嘘で、実は逆転の秘策)を飲ませている。
本山一城版スーパーマリオ
病原菌をばら撒いて世界征服を目論むガハハ大王(クッパの変装)にドクターマリオが立ち向かう。ガハハ大王が放ったウイルスにルイージが侵され笑いが止まらなくなり、薬もまったく効かないのでミクロ化してルイージの体内に入って直接ウイルスと戦う。
ドクターマリオくん(あおきけい、みかまる)
助手のピーチが調合した薬を用いてウイルスと手を組み、キノコ王国征服を目論むクッパや、何かと自身に挑戦を仕掛けたりクッパたちから盗んだウイルスを悪用するワリオに立ち向かう。利害の一致によっては協力することもある。
大乱闘スマッシュブラザーズ
マリオのモデルチェンジファイター(モデル替えキャラ)として『DX』『for』『SP』に参戦。
原作シリーズとは違い、黒いジーンズを履いている。
『DX』でのコンセプトは「異ならないところが異なるところ」で、この頃の機動力はまだマリオと同程度だったが、
カベジャンプが使えない、横スマッシュ攻撃のリーチがとても短い、ふっとばしのベクトルがあまりにも特殊など、以降のドクターマリオには見られない差別点もあった。
『for』以降では「ちょっと鈍くて攻撃力のあるマリオ」に路線転換。
ベクトルの独特さ、ワザの持続部分が強めなど、『DX』での特徴もある程度受け継がれているが、基本的には攻撃力や機動力に倍率補正をかけることで性能差を付ける形となっている。
全体的に一撃が重たく、マリオに比べ多彩な撃墜手段を持つパワーファイター。上強攻撃や後空中攻撃、上必殺ワザなどはフィニッシュに使える程強烈な威力。
反面、『DX』のフィギュア説明に合わせてかスピードやジャンプ力がかなり低く設定されており、復帰力が絶望的に低い。
最後の切りふだは「ドクターファイナル」。謂わば「マリオファイナル」のカプセルバージョンである。
登場演出はドクターマリオを覆うカプセルのタワーに一組のカプセルが落ちてきて、カプセルのタワーが消えながら姿を現すというなかなか洒落たもの。カプセルパターンは固定で、よく見るとちゃんと連鎖が決まっている。
カラーバリエーションの中でも特に目を引くのが黒カラーである。白のイメージの強いドクターマリオにとって対照的となる黒故、そのかっこよさから特に人気のカラー。
桜井政博氏曰く無免許医のウワサあり・・・