概要
ロックマンエグゼBEASTの続編であり、「エグゼ6」、「トランスミッション」「ファントムオブネットワーク」をベースにしたもの。
ただし、トランスミッションで登場したナビの殆どは「AXESS」から「Stream」で敵キャラとして登場した(ニードルマンのみ、「stream」では味方)為、実質的にトランスミッション出典キャラは教授とゼロのみ。また、「レジェンドオブネットワーク」は展開時期の都合上、アニメ化される事はなかった。
これまでのシリーズと違い、『おはコロシアム』内の短編アニメとして放送されたため放送時間は10分。
登場キャラクター
CV:喜多川拓郎
超電脳獣グレイザーの破片からゼロウイルスを作り上げ、活動を開始。一時は姿を消したが巻き寿司型の飛行船でネット警察を襲撃。心を持ってしまったゼロの失敗から心を完全に消し去ったゼロワンを送り込みロックマンたちをけしかける。ゼロの特攻により飛行船は爆破され、ネット警察に逮捕される。
ゲーム版では関俊彦氏がボイスを担当。
CV:渋谷茂
教授によって獣化ウィルスから作られた。やがてロックマンやガッツマンとの交流を通して友情が芽生え、教授を裏切った。
ゲーム版では宇垣秀成氏がボイスを担当。
ゼロワン
18話に登場したゼロをベースにした殺戮マシーンウイルス。ゼロとは異なり言葉は発さず、片目が赤い。
最後はビーストアウトしたロックマンにより致命傷を負い教授の手によりネット警察のサイバーワールドごとデリートしようと自爆を敢行。ゼロと共に飛行艇に特攻され、デリートされた。
CV:松岡由貴
ゲームのとは異なり、若々しい女性となっている。さらには夫・ジャックの逮捕もないため原作とは真逆の金遣いの荒い浪費家である。またかなりの帯電体質で体から電気を発することが出来る。夫よりもオペレートの腕が良く、彼女がオペレートするエレキマンはこれまでと比べ物ではないくらい異様な強さを発揮した。
以下の4人は「WWW」の所属ではなく、キャプテン・クロヒゲやチロルとは無関係の小悪党という設定になっている。
CV:加瀬康之
気象予報士だったが天気予報を外しまくったためクビにされた。熱斗に馬鹿にされた恨みを晴らすために悪事を働く。
CV:四宮豪
ゲーム版同様に人の言葉を喋れない。ミニコピーロイドでの作戦が失敗したためプールの管理システムを暴走させようとする。
CV:間島淳司
ゲーム版とは違い登場時に子供であるネットセイバーに力を借りるネット警察を皮肉ったり、自分の不注意を棚に上げてネットナビ処罰法で半ば八つ当たりに近い理由で処罰するなど独善的で嫌な人物になっている。
CV:園部好徳
オリジナル技としてストレンジシールドで挟んだ相手をカードに封印する技「ジャッジメントプレス」を使用する。六方が自分の不注意で不幸な目にあうたびに彼が考えた法律(但し施行どころか草案すら通っていない)「ネットナビ処罰法」の名の元に理不尽な罰を与えていた。
CV:古澤徹
マジシャン。ゲーム版と異なり、彼がハットマンのオペレーター。
CV:佐々木健
ゲーム版と異なり、Mr.ハットのナビ。
CV:早水リサ
Mr.ハットの息子。父親のようなマジシャンになりたがっている。
キャッシュの配下の虫型ネットナビ。サイバーワールドの最下層で妨害電波を流し、強烈な光でオペレーターとナビを分断させる幻想世界を作り出すほか人間に化ける能力を持っている。
CV:山崎たくみ
今作の最終ボス。自分の居所を察知されずに人間とナビの関係を断ち切るために世界中にファントムナビやキャッシュデータ、ジャミングマンをバラまいて2つの世界を混乱させた。電脳世界と現実世界を行き来できる能力だけでなくあらゆるものをデータ化し吸収してしまう力をも持ち、一度は全人類とナビをデータ化して取り込み、熱斗とロックマンも吸収してしまうがトリルの呼びかけと二人の絆の力で熱斗とロックマンが蘇ったことで形勢が逆転してしまう。最後は取り込まれた人々が復活したことで肉体を維持できなくなり弱体化、CFロックマンのチャージショットによってデリートされた。
ファントムナビはダメージを受けるとすぐに消滅する他、目が死んでいるという共通点を持つ。