「そこに愛はあるのかね?」
プロフィール
身長 | 193cm |
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体重 | 176kg |
誕生日 | 9月23日 |
血液型 | O型 |
相撲 | 四つ相撲「後の先」 |
所属 | 朝陽川(あさひかわ)部屋 鳥取白楼高校出身(中退) |
四股名 | 刃皇 晃(じんおう あきら) |
本名 | ダワーニャウィン・ツェウェグニャム |
相 | 憤懣の相、静謐の相、憤懣の相+静謐の相(同時発動)、修羅の相・無道(封印状態)、揚々の相、呑気の相、憐憫の相、恍惚の相、“名称不明の五つ眼の相”(静謐と憤懣に加え制御状態の無道が組み合わさっている) ※また、他にも数々の相を持っている様子 |
エフェクト | 蒼天・会議場、劇場、裁判所など |
概要
モンゴル人。第二部時点で32歳。一人横綱で現在44回優勝している。鳥取白楼高校へ相撲留学し大相撲入りした。晩年の大和国を破り引退に追い込み台頭する。
一つの眼の中に二つの瞳を持つ「重瞳」と呼ばれる特異な外見を持つ。また片眼には細長い切り傷が走っている。特に両目とも問題なく機能しているように見えるが、泣いているシーンでは傷のある目からは涙が出ていない。
44回目の優勝時に表彰式で突然号泣、外国人力士の問題や自分に勝てる力士がいないことなどを嘆き、「身体はまだ元気だが、次の場所で優勝したら引退する」と宣言し周囲を動揺させた。
横綱然とした所作や風格を持つ一方で、獣のような粗暴さを発揮したり子供じみた言動をするなど非常に人格に幅がある。(「相撲をやっていなかったらどうなっていたかわからない」とすら言われている)
人生の中で「愛」を重んじ、愛のために生き愛のために相撲を取る男である。相撲と妻、由美の両方を心から愛し、その両者は密接に結びつき合っているものだと考えている。そんな彼の相撲道は「修羅の相・無道」へ落ちようとする鬼丸の生き方に影響を与えることとなる。実は引退発言をする3年前に、後述の理由から引退する事を考えていたが、かつて自身がお世話になり、自身と同じく相撲界を憂いている駿海が国宝世代が台頭する迄の3年間の期間は待ってくれと頼まれた事で現役を続けていたと言う過去がある。
自身も心から相撲を愛しているが、自らを倒すであろうが中々台頭してこない若手や、異国人を理由にアラ探しに走るマスコミや観客の事もあり、引退宣言の胸中は「相撲が嫌いになる前にやめたい」という深刻な物でもある。
ただし、引退は宣言したが簡単には道を譲るつもりはなく「強い相手と戦いたいが負けたいわけではない」と発言している。
それもあってか非常に挑発が巧みで度々周囲を焚きつけている。引退をかけた九月場所前には相撲特集のテレビに出ており、力士達一通りの意見などを聞いた後に脳内会議、本人は「刃皇会議」と呼んでいることを頭の中でし、彼らに対して改めて挑発をした。(挑発自体はかなり的確なうえに、自分に怒りが向くように仕向けている)
歴代最強の横綱との呼び声も高く、まず相手の出方を待ち後手からそれを瞬時に封殺する「後の先」を得意としている。本来彼の身体能力自体は国宝達と互角程度(特に久世は力・素早さ共に刃皇より上)であるのだが、尋常ではない高精度の相撲勘によって一度たりとも彼らに勝利をもぎ取らせていない。
多重人格のように様々な相を内包してしており、脳内で「刃皇会議」として複数の自分で会議を行い、取り組みでは対戦相手を裁判員や議長、裁判官が全員刃皇の法廷「刃皇裁判」へと引きずり込む。その性質ゆえか、弱点を探り出し戦いやすい相を出させるという戦法をとった天王寺獅童を、二つの相を同時に出現させ打ち破るという荒技を披露している。
完全に集中しきった状態では五つ眼の相を発現し、自ら封印していた無道すら、複数の相で制御し利点のみ活用するという離れ業すらやってのける。
(モデルはおそらく5つ目の仏像、金剛夜叉明王か、「戦勝祈願の仏」「かつて荒ぶる神だったが仏教に帰依し悪を打ち倒す神となった」などある意味彼のモデルらしいが)
ゴルフを始めたらしいが、飛ばないとぼやいてみたり脳内会議がヒートアップして構えたまま打たない事もある。
関連イラスト
横綱・刃皇
格闘漫画風
関連タグ
ああ播磨灘…同作の主人公・「播磨灘勲」は刃皇と同じく「角界の現状を憂えるが故に奇行に走る最強横綱」である。もっとも、播磨灘と刃皇は「奇行」の内容や物語上のポジションが正反対であるが。