概要
1952年、北海道に生まれる。
1985年にNHKの番組『おかあさんといっしょ』の7代目うたのおにいさんに就任する。
当時32歳で、現在でも最年長記録である。
1993年まで8年間にわたり番組に出演し、うたのおにいさんの中では横山だいすけ(11代目)に次いで2番目に長い。
共演していたうたのおねえさんは、初めの2年間は森みゆき(15代目)で、1987年からの6年間は神崎ゆう子(16代目)。ちなみに神崎ゆう子は逆に歴代最年少の21歳0ヶ月で就任したため、当時34歳の坂田おさむと13歳差でコンビを組んだ。
フォークシンガー出身の腕を活かし、歌クリップでもギターの弾き語りを披露していた。
40歳で番組を卒業してからも、楽曲提供やコンサートのゲスト出演などで現在でも関わっている。
娘の坂田めぐみもタレントで、父娘共演のコンサートも多い。
神崎ゆう子やにこにこぷんとは卒業後も度々共演し、歴代でも有名なタッグである。
同期出演者
8年間すべて共演
- 馮智英(初代たいそうのおねえさん)
- 古今亭志ん輔(1985年までは「古今亭朝太」)
1985年4月から1987年3月まで
- 森みゆき(15代目うたのおねえさん)
- 瀬戸口清文(8代目たいそうのおにいさん)
1987年4月から1993年4月まで
- 神崎ゆう子(16代目うたのおねえさん)
- 天野勝弘(9代目たいそうのおにいさん)
後任
- 速水けんたろう:(8代目うたのおにいさん)
- 茂森あゆみ:(17代目うたのおねえさん)
- 佐藤弘道:(10代目たいそうのおにいさん)
- 松野ちか:(2代目たいそうのおねえさん)※上記3人より1年遅れの1994年から出演。
- にこにこぷん:(1992年10月に、坂田・神崎・天野より一足早く卒業。)
- ドレミファ・どーなっつ!:(半年間のみの共演)
作品
「おかあさんといっしょ」関連曲
- はるのかぜ(娘のイメージを元に作った、「うたのおにいさん」としての坂田の原点とも言える曲)
- わっしょい
- どんどんゴロゴロ
- どんな色がすき
- つめ・かみ・みみ太郎
- 星ひとつ(作詞は神崎ゆう子。おさむ・ゆう子時代最後の「今月の歌」)
- ぼくらのロコモーション(番組卒業後初めて楽曲提供をした歌)
- 虹のむこうに
- 公園にいきましょう
- あしたははれる(速水けんたろう・茂森あゆみ時代最後の「今月の歌」)
- シアワセ(1999年10月の「今月の歌」当月で、番組が40周年に到達。)
- タンポポ団にはいろう!!
- 夢の中のダンス
- 君に会えたから(今井ゆうぞう・はいだしょうこ時代最後の「今月の歌」)
- ありがとうの花(2009年10月の「今月の歌」当月で番組が50周年に到達。)
- みんなだれかがすきになる(作曲は先代の林アキラで、初の歌のお兄さん同士の共作。いとうまゆの卒業ソングだったが、後に三谷たくみとポコポッテイトの卒業ソングとしてリメイク)
その他の番組
- ケンちゃんのひっこし(初出は『母と子のテレビタイム』。後に『おかあさんといっしょ』でも歌われた。)
- げきそうマシン大集合!(『激走戦隊カーレンジャー』挿入歌)
- ママの結婚(『みんなのうた』2002年6月の歌。)
- ねむいいぬ(『みんなのうた』2014年2月の歌。)
その他
- 初代の田中星児から現在(12代目)の花田ゆういちろうまで、全ての代のうたのおにいさんと共演したことがある。6代目までは30周年コンサートで、8代目からは40周年・50周年・60周年コンサートで共演している。
- 1997年にはアニメ『夢のクレヨン王国』でアラエッサの声を担当した。
関連リンク
- 坂田おさむ作品集(ニコニコ動画)
- 「おかあさんといっしょ」なつかしの名曲集:(坂田おさむ・森みゆき)
- 「おかあさんといっしょ」メドレー:(坂田おさむ・神崎ゆう子)
- 坂田おさむ =うたのおにいさん=:公式ホームページ
- アニヲタwiki「坂田おさむ」