誘導
本馬をモデルとした「ウマ娘プリティーダービー」に登場するウマ娘についてはヤエノムテキ(ウマ娘)にて説明する。
概要
昭和時代最終期から平成時代初期にかけて現役生活を送った競走馬。
1985年4月11日生まれ、父ヤマニンスキー母ツルミスター。通算23戦8勝。
1988年にデビュー。
デビュー戦でいきなり7馬身差の圧勝、ついで沈丁花賞12馬身差で圧勝と連勝したが毎日杯では4着に終わる。続く皐月賞は抽選を突破し9番人気からGI初制覇。その後日本ダービーで4着、中日スポーツ賞4歳Sで2着、京都新聞杯で重賞2勝目、菊花賞10着、鳴尾記念で重賞3勝目となり初年度を終えた。
続く1989年は日経新春杯2着、大阪杯で重賞4勝、宝塚記念7着、秋の天皇賞4着、有馬記念6着。
3年目、現役最終年となった1990年は日経新春杯2着、マイラーズC3着、大阪杯3着、安田記念2着、宝塚記念3着、秋の天皇賞でGI2勝目を挙げたが続くジャパンカップでは6着、そして最終出走レースとなった有馬記念で放馬したがそのまま出走し7着に終わった。
同期生が「芦毛の怪物」オグリキャップら平成三強を始め強豪揃いであった中で勝ちきれないレースが多かったが大きな故障もなく現役を全うした。
なお、同じレースでの引退となったオグリキャップとの対戦成績は2勝5敗。
引退後は種牡馬として活動したが目立った産駒に恵まれずに終わった。
皐月賞馬の復活になる秋の天皇賞制覇は、16年後のダイワメジャーまで出なかった。