曖昧さ回避
- 1930年(昭和5年)に江戸川乱歩が発表した明智小五郎シリーズの推理小説。
- 秘密戦隊ゴレンジャー第1話に登場した怪人。
- OVAウェディングピーチDXに登場した悪魔族。
1の概要
江戸川乱歩による小説作品のタイトル、及び作中に登場する怪人の名称でもある。怪人二十面相に較べ登場作品は少ないが、明智小五郎の好敵手。
正体はフランスの大怪盗であり、明智との勝負は引き分けとなった。
そして他のお話でそのくだりをもとにした劇に乗じて二十面相が変装したりもしている。
不気味な笑い顔の黄金の仮面というインパクトから、ポプラ社旧版の背表紙に採用されたため、ある年代以上の読者にとっては少年探偵団といえばまっさきに思い浮かべるイメージかも知れない。
1の関連タグ
2の概要
CV:西尾徳
黒十字軍の仮面怪人第一号。すなわち、記念すべきスーパー戦隊シリーズ第一号怪人である。
巨大な大鎌をブーメランのように使いゴレンジャーを苦しめた。
武者仮面、青銅仮面、ヒスイ仮面、毒ガス仮面との同時行動でイーグルの日本各地の支部を襲撃。海城剛の兄が分隊長を務め、海城本人も加わっていたイーグル関東支部を全滅させた。
残忍な性格をしており、前述のイーグル壊滅作戦の後は、幼稚園バスを襲撃して園児たちを人質に取り、さらに日本火薬工場を占拠して、奪った大量の火薬と共に倉庫に閉じ込めた園児たちをバス諸共爆破しようと目論む。
その使命は世界中の火薬庫を爆破して街という街を焼き尽くし、破壊し尽くされた地上に黒い十字架を打ち立てることである。
ゴレンジャーとの対決で敗れそうになったため撤退を謀るも、最後は『ゴレンジャーストーム』を受け爆死した。
2の関連タグ
黄金魔人:『ザ・ハイスクールヒーローズ』に登場する敵。黄金仮面をモチーフとしている。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー:江戸川乱歩の小説での正体だったフランスの大怪盗に関連する戦隊シリーズ作品。
ラグビー邪面:本格的な令和最初の戦隊怪人第1号。
本編最初の一般怪人
黄金仮面←デビルキラー
3の概要
CV:不明(クレジット上では「?」となっており、あえて伏せられている)
OVA『ウェディングピーチDX』第3話に登場する、はぐれ悪魔。
かつて長らく繰り広げられていた天使界と悪魔界の抗争の最中、天使たちによって地上界(人間界)のある場所へと封印されていた。この経緯から天使界と悪魔界が和解した事を知らず、復活後にある目的のため人間界で暴れまわり愛天使たちと対立する。
※ 以下、ネタバレ
実は天使の封印が解けたのも、復活後に暴れまわったのも、全部川浪ひろみ(ひろりん)のせい。
本編で悪魔ポタモスであった彼女は最終的に悪魔の矜持を棄てて人としての生を享受する事を選んだが、その人間界での活動(生活)資金作りのために目を付けたのが、よりにもよって純金で出来た黄金仮面のマスクであった。
ポタモスであった頃の知識を用いて、目的のブツを手に入れたひろりんであったが、実は黄金仮面はその自らのマスクを用いて封印されていた。封印から叩き起こされたあげくに自らの顔を持っていかれた黄金仮面は激怒。自分の顔を探すために人間界で暴れ狂う事になった。
黄金仮面のマスクは手に入れたものの顔を求める黄金仮面を放置していてはマスクが換金できない、として、この事態に焦ったひろりんは、黄金仮面のマスクの換金のため、黄金仮面を愛天使たちに浄化させる事を企む。
結果的にひろりんの暗躍の果て、愛天使たちにあえなく浄化された。