概要
第1、3話に登場。
西洋の騎士甲冑を思わせる鎧に身を包んだ仮面怪人で、頭部の形状から仏教的な雰囲気すら感じさせる。主な武装は巨大な盾に青いランス、吹き矢にもなる笛。この笛は爆弾の解除ナンバーを変更する能力も持ち合わせている。また、黒十字軍から支給されたと思わしき機関銃を使用する他、青銅仮面の名に恥じず、巨大な釣り鐘にも変形する。
イーグル九州支部を全滅させたキレンジャーの因縁の相手であり、「新型混合火薬」を用いてゴレンジャー基地の破壊を目論む。しかし、基地内にはイーグルの秘密工作員003が潜入しており、彼の伝書鳩での情報を頼りに海城と大ちゃんが装置を奪取しに現れる。だが、大ちゃんは肝心なところで腰を上げてしまうヘマをやらかしたことで基地内の赤外線センサーに感知されてしまい、ゾルダーを差し向けたが、すんでのところで新命が乗るバリブルーンにゴレンジャーに変身した二名が回収されたことで火薬を奪われてしまった。
そこで彼は内通者>がいるのではないかという疑念を抱き、秘密工作員003を吹き矢で始末。003が持っていた通信機を逆に利用してゴレンジャーをおびき寄せる作戦に打って出た。部下に大ちゃんを尾行させ、スナックゴンから太郎を人質として誘拐、彼をアジトへと誘き出した…のだが、なぜかそこでは大盛りのカレーが振舞われる(キレンジャーを懐柔するつもりだったのだろうかコイツは…)。
太郎の命と引き換えに富士山の麓に火薬を持ってくるよう催促するが、黒十字軍が約束を守るマトモな組織であるはずがなく、太郎は人形とすり替えられていたのであった。火薬はミサイルにセットされ、発射も目前に迫った時、ゴレンジャーが全員集合、彼らと激闘を繰り広げる。最期はゴレンジャーの攻撃を防御しようとして、釣鐘に変化した隙を狙ったキレンジャーの投げ技で浮かされた所をゴレンジャーストームで木っ端微塵に吹き飛ばされた。
モモレンジャーによってミサイルは解除され、中に囚われていた太郎も解放されたのだった。