武者仮面
むしゃかめん
『秘密戦隊ゴレンジャー』第1話「真っ赤な太陽!無敵ゴレンジャー」第2話「青い地球!死の砂漠化計画」に登場した仮面怪人。
名前の通り鎧武者がモチーフで、番組最初期の仮面怪人であるため造形に後発の様なお笑い要素はない。
世界征服を企む悪の組織黒十字軍の尖兵の一人として、国際秘密防衛機構イーグル日本ブロック東北支部を襲撃し、新命明以外の隊員を皆殺しにした。
黄金仮面の死後は仮面怪人の2番手として対象を砂塵に帰すサンドビームを使い、地球の砂漠化を目論んだ。
手始めに実験中のサンドビームを強奪し、工藤博士の助手を実験台にしてしまう。
サンドビームを改良して人工衛星に搭載するべく工藤博士の息子コウイチを人質に、協力を迫った。
実験場にやってきたアカ、アオ、モモを迎え撃ち、岩場に足を取られたアオを得意の弓矢で負傷させたが、モモビーズの投擲を受けて一時撤退する。
サンドビームで高速道路を砂に還した後にゴンから逃げ出したコウイチを誘拐、ゾルダーに変装したイーグルの秘密工作員002号の垂れ込みでアジトにやってきたアカとモモを独房にぶち込む。
4人をまとめて処刑しようとしたところにバリブルーンが博士とコウイチを救出。
揃い踏みとなったゴレンジャーと戦い、ゴレンジャーストームの直撃でも死なないタフネスぶりを見せる。
ロケットで宇宙へ逃げようとしたところ、腕を射られた意趣返しとばかりにモモから与えられた小型ミサイルを矢尻としたアオレンジャーのブルーチェリーで狙撃されて地獄へご招待と相成った。
ゴレンジャーが初めて戦った仮面怪人(ただし、劇中で初めて登場したのはドクロ仮面である)。
容姿はTVシリーズとは異なり、空を飛ぶメカ馬に騎乗。メカ馬は翼を切り離してカッターとして用いたり、口からミサイルを吐く機能を有する。
山村に基地を構え、ゾルダーの騎馬隊を率いてゴレンジャーと交戦したが、レイガンで頭を攻撃された所にメカウマのカッターを誘導されて斬首する末路を辿った。
しかし、これは新命の親友である事を利用した望月五郎がバリブルーンに居残った司令を殺害する為の罠であったのだが、五郎はアオレンジャーに射殺され、残った戦車部隊もバリブルーンによって壊滅した。