「小僧、お前1人で俺に勝てると思ってるのか?」
概要
Case File 21「シオンの流儀」に登場。
あらゆるマフィアで用心棒を務めていた居合斬りの達人で、用心棒による殺人罪で圧縮冷凍105年の刑を受けていたロンダー囚人。囚人番号は[8215]。
その頭部はまるで蜂の尾部のような形をしており、黄色と黒のストライプの中に三つの目が縦に並んだ顔を持つ。
忍装束のような全身も同じように黒をベースカラーとし、全身に黄色い模様が入っているが、両腕との内側には赤いストライプが入り、両大腿部の内側も同じ様に赤く、腹部には赤い玉が付いている。
巨大化抑制シールは左手の甲にある。
20世紀の現代でも同じようにロンダーズファミリーの用心棒を務め、劇中では栄養ドリンク「パワースプリッティ」の製造工場を守る役目を担った。
戦闘では用心棒としての卓越した居合斬りの他、縦に並んだ三つの目から光線を発射する。
また、忍者のような外見に違わず動きも俊敏。
活躍
栄養ドリンク「パワースプリッティ」の製造工場を守るため、ドン・ドルネロに解凍されて活動を開始。
上記の居合い斬りで工場を嗅ぎ回るタイムレンジャーを変身解除に追い込むと同時に、ドルネロがパワースプリッティの原液ネオアルコール(30世紀で作られた液体)をタイムレンジャーに浴びせ、異星人のシオンを除く4人を無力化に成功する。更に単身で工場に潜入したグリーンのカッターバズーカの射撃も物ともせず、剣の斬撃で撤退させる。
ちなみにネオアルコールによって無力化された4人は酷く酔っ払い盛大なキャラ崩壊を起こしていた(特にユウリとアヤセが)。
だがその後、グリーン自作の薬品(クマのぬいぐるみに擬態させて欺かせていた)によってパワースプリッティを化学変化させられたため、ドルネロから落とし前をつけるように命じられて出撃。
グリーンに一騎打ちを挑むが、上記のカッターバズーカを迎撃した時点で既に自身の速さと技を分析されており、シオンがクロノチェンジャーに組み込んだ新機能「アクセルストップ」の力でスピード負けしてしまう。
タイムレンジャーが圧縮冷凍の準備をする隙を突き、巨大化抑制シールを剥がして巨大化。
巨大戦ではタイムロボαをスピードで翻弄し、タイムシャドウも3つ目からの光線で迎え撃つが自身のスピードを上回るタイムシャドウに圧倒され、「デルタフォーメーション」のコードで合体したタイムロボシャドウαのバーチャルネットで動きを止められたところに、止めのブリザードスラッシュを喰らって圧縮冷凍された(シオンの「タイムアップ」の掛け声の際、他の4人は嘔吐していた)。
その後Case File38で、魂の活動屋グロカンが召喚する怪人の1体として登場した。
余談
彼が登場したCase File 21はタイムロボシャドウαの初登場回となった。
声を演じた佐藤氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となり、3年後の『爆竜戦隊アバレンジャー』ではラスボスであるデズモゾーリャの声を演じることになる(その間には翌年の『仮面ライダーアギト』にてハイドロゾアロード及びリザードロードの声を演じている)。
関連タグ
未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人
ボクデン星人ビスケス:『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する用心棒繋がりの犯罪者な戦隊怪人。
ストローバンキ:「敵組織の開発した悪のドリンクを浴びたことで、一部の戦隊メンバーが正気を失った」回に登場する一般怪人繋がり。