ヒメカブト
ひめかぶと
概要
日本のカブトムシの胸角を引き伸ばしたような姿をしている。体長もだいたい同じくらいで、生態的にも近いものがある。繁殖力や環境への適応力があり、東南アジアを中心にインドから台湾、オーストラリアにまで広く分布している。
闘争心が強くケンカが好きであると言われている。タイでは古くからヒメカブトを戦わせるメンクワンと呼ばれる昆虫相撲が行われている(なおこのメンクワンの影響で闘争心が強い印象を持たれただけで実際はそれほどでもないという説もある)。
成虫はサトウキビの茎の内部に穴を掘って中で汁を吸うため、サトウキビの害虫であるとされており、日本への輸入は植物防疫法によって禁止されている。しかし、法の目を掻い潜り多くの生きたヒメカブトが輸入されており、特定外来生物ではないので、輸入そのものは禁止だが、輸入された個体の販売や飼育を取り締まることが出来ないのが大きく影響している。
ギデオンヒメカブト
いわゆる一般的にヒメカブトと呼ばれる種類。
フローレンシスヒメカブト(ニセヒメカブト)
インドネシア、フローレス島のヒメカブト。何故か本種とパウリアニヒメカブト(コガタヒメカブト)は輸入許可が降りている。
飼育は日本のカブトムシと大差なく容易。
ムシキングでのヒメカブト
「オレっちの技見て、腰抜かすなよ!」
ギデオンが登場。肩書きは「熱血甲虫」。強さ100、必殺わざはグー、アタックタイプ、超必殺わざは「ハヤテ」。
雑誌付録としてスーパーアタックタイプの赤いヒメカブトも登場している。
タッグマッチの際ケブカヒメカブトとペアを組むとタッグネーム「熱血コンビ」が発動した。
合体超必殺技は「リバースハヤテ」、固有合体技は「ラリアット・トゥ・ラリアット」。
アダー完結編ではヒメカブトにケブカヒメカブトをカスタマイズするとラリアット・トゥ・ラリアットが使えた。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stに登場。階級はN。必殺技がパー技の「ブーメランスロー」に変更され、新ムシキングで初めて必殺技の手が旧ムシキングから変わった甲虫となった。
2016 1stにおいてヒメカブトを扱うNPCと戦う際、「初手で必殺わざを使用する」というヒントを聞き旧作の癖でパーを出して迎え撃ったプレイヤーも一定数いたと思われる。
また性格もタランドゥスツヤクワガタ同様ディフェンスに変更されている。
激闘2弾においてRに覚醒する。Nからは初の覚醒ムシとなる。覚醒後の肩書きは「闘魂甲虫」、必殺技は「スーパーブーメランスロー」。パラメータは2016 1stのヒメカブトがベースになっていると思われる。
なお同弾のNヒメカブトは何故かテクニックが異様に低い。
超神化2弾でSGRとして登場。あちらもびっくりのN(→R)からの異例すぎる昇格を果たした。
肩書きは「聖弓のアルテミス」、必殺技は「クレセントブーメラン」。金色の紋章をまとう。
女神(アルテミス)の名を冠している(ついでに言うと名前も「ヒメ(姫)」カブト)が勿論オスである。
神化前後で必殺技の名前に共通する単語(ブーメラン)が含まれる珍しい例。
なお超神化2弾においては星9イベントにてVブースターを持った激闘2弾仕様のN個体が登場しているが、こちらはカード化されていない。また、覚醒個体の再収録もされなかった。
関連タグ
日本産カブトムシ、オキナワカブト、サビイロカブト : 比較的近縁。
カブトムシに至ってはGRの紋章の色も一致している。
インペリアリスツヤクワガタ 神化前後で必殺技の名前に共通する単語(こちらはブリッジ)が含まれる