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「それが、お前の真実か──」

「真実を暴く者VS正義を貫く者 魂がぶつかり合う極秘任務(シークレットミッション)ミステリー」

概要

公開日2018年4月13日
英題Zero the Enforcer
監督立川譲
脚本櫻井武晴
主題歌福山雅治零-ZERO-
興行収入91億8000万円

前々作『純黒の悪夢』で活躍した公安警察官安室透(本名降谷零)をメインに据えた作品。

前作までの公開日は4月の土曜日となっていたが、本作以降は金曜日での初公開となった。

爆破事件の容疑者となった毛利小五郎の逮捕を巡り、江戸川コナンと安室がそれぞれの正義の立場の違いからまさかの衝突をする。

警視庁警察庁検察庁にそれぞれ存在する「公安」部署に所属する人々の思惑が複雑に絡み合うシリアスな展開が話題となった。

準レギュラーの登場人物として、安室の部下である風見裕也が再登場。

また原作漫画の連載当時黒の組織のNo.2である「ラム」の正体としてコナンらに疑われていた一人である、警視庁捜査一課管理官黒田兵衛が劇場版初登場を果たした。

監督は前作の『から紅の恋歌』まで7作品を務めた静野孔文にから立川譲に交代。

脚本はこれまで『絶海の探偵』や前作を手がけた櫻井武晴

主題歌は福山雅治がシリーズ初参加し、劇場版主題歌のアーティストとしてビーイング所属以外の担当となる。

国内での累計興行収入は約92億円を記録し、海外公開も含めた累計では100億円を突破している。

ストーリー

国際会議「東京サミット」開催の地となる東京湾の新施設「エッジ・オブ・オーシャン」。

日本の観測人工衛星の帰還と時期が重なるサミット当日には2万2,000人もの警察官が出動するというこの超巨大施設で、突然大規模爆破事件が発生。

そこには警備の応援要員として、警察庁の秘密公安組織である通称「ゼロ」に所属し、現在はバーボンとして黒の組織にも潜入している安室の姿もあった。

サミット前日に起きた爆破事件と、秘密裏に動く安室の不可解な行動にコナンは違和感を覚える。

ゲストキャラクター

名前声優備考
日下部誠川島得愛東京地検公安部所属の検事。小五郎の事件を担当
岩井紗世子冨永みーな東京地検公安部の統括検事。日下部の上司
橘境子上戸彩所属事務所のないフリーランスの弁護士。逮捕された小五郎の弁護を担当
羽場二三一博多大吉裁判官を目指していた司法修習生。故人

作風・反響

・元コナンシリーズは特に[[社会風刺]などが目立つような作品とはされていない。

しかし本作では、フィクションではありながら国家の警察行政が超法的措置を些か乱暴に何度も行使するなど批判的とも受け取られるような演出がされており、このような作風に違和感を覚えるファンも多く見受けられた。

・「純黒の悪夢」と同様安室が活躍した影響で、一部の熱心的なファンなどによってSNSなどでも大きな話題となった。

余談

お笑い芸人の陣内智則が本作公開以前に手掛けたコント「映画館の予告」の中で、コナンの映画の予告で「犯人は毛利小五郎」とネタバレをされるというオチがある。

関連動画

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