アルジェリア
あるじぇりあ
アフリカ北部のマグリブ地方に位置する国家。
概要
首都はアルジェ。
主な公用語はアラビア語だが、フランスの植民地だったためフランス語もほぼ全ての国民が使うことができる。政府は公式に認めてはいないものの、様々な場面で便利なため、フランス語は事実上の第二公用語として使われている。
ナイジェリアと間違われる事もあるが、向こうは近くを流れるニジェール川が国名の由来となっており、アルジェリアは首都のアルジェからその名前が起源である。精々意味が共通するのは語尾の「-ia」であるが、これはラテン語で「~の土地」を示す言葉であり、アフリカの同地域で二つの国の発音が偶然似通ってしまっただけである。
また、遥か昔は一部が古代ローマの支配下にあったため、これらの証拠を示す遺跡が良好な状態で残っており、発掘や調査が行われて同国の重要な観光資源ともなっている。
経済
石油と天然ガス、石炭、リン鉱石等が取れるために、混乱を極めるアフリカ諸国の中では比較的まだ希望がある方である。農業も盛んであり、海外への輸出も行っている。一方で失業率は高いが、政府自体は何とか改善しようと努力は続けている。