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CV:関智一

概要

マシン帝国バラノイア第三代皇帝

皇位継承の決闘に敗れて死亡した皇子ブルドントが、皇帝バッカスフンドのエネルギーによって復活した姿。

一度は自分を破ったボンバー・ザ・グレートを打ち倒し、新皇帝となった。

絶大な戦闘力と冷徹な頭脳を併せ持ち、いとこでもあるマルチーワとの連携攻撃でオーレンジャーを苦しめた。

成長前は2頭身だったが、成長後はナポレオンを思わせるスマートな外見になり、サーベルを使うようになった。幼稚だった性格も冷酷かつ執念深いものに変わり、自分を破壊したボンバー・ザ・グレートに対しては、「身体の自由が利かない」という苦しみを味わわせるため洗脳をわざと不完全にするような陰湿な復讐を行った。

プライドも高く負けを認めない。ただし、体は成長しても心は子供のままで言動にも若干幼さが残っている。

またを否定していたにも関わらず、妻のマルチーワとはラブラブのバカップルだった。

終盤、オーレンジャーが暗黒素粒子の手違いにより奇跡的に超力の故郷に行っている間、地球侵略を成し遂げる。

しかし最後には勇気の源で自動変身したオーレンジャーたちに追い詰められ、自ら巨大化をして決戦を挑むが、キングピラミッダーのスーパーレジェンドビームによってマルチーワ共々破壊されて砕け散った。

余談

パワーレンジャー版での名称は「Prince Gasket」。

原作とは異なり、Prince Sprocket(皇子ブルドント)のという設定で登場している。また、Princess Archerina(マルチーワ)とは従兄妹ではない。

90年代前半の平成戦隊では『ジェットマン』から「敵の首領または黒幕の子供が強敵やラスボスとして登場する」という流れが続いていたが、カイザーブルドントでこれが途切れることになった。

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