イデア(ゲッターロボ)
いであ
概要
『偽書ゲッターロボダークネス』における敵の総称。
その正体は8年前に発生した大災害でゲッター線(光のゲッター)に選ばれた人類が進化した姿であり、人の姿を保っている者もいれば、非人間型のクリーチャーに変化している者もいる。
イデアのほとんどは傲慢さや欲望が肥大化する傾向にあり、元々は人間であるにもかかわらず人間を虫ケラ以下としか見ておらず、己の欲望のために常軌を逸した残虐非道な行動を取る等、「光」とは程遠い外道の集まりと言える。
その一方では良くも悪くも弱肉強食の支配構造となっており、戦いに敗れた者は幹部クラスであろうと同胞による粛清が待っている。
それらの醜い性質を持つ存在であるが故、アンチ・ゲッター線(闇のゲッター)に選ばれたゲッターチームは深い憎悪を持ってイデアと戦うことになる。
主な構成員
初登場時は部下達と共に捕虜の女性を慰みものにしていたが、介入してきたゲッターチームに部下達を皆殺しにされ、生き残った捕虜の女性は自衛隊に保護された。
その後、怒り心頭で巨大イデアに搭乗してゲッター1と戦闘を繰り広げるも最終的に敗北。
直後に己の愚行を棚にあげた命乞いをするも、当然ながらゲッターチームが耳を貸すこともなく最期は巨大イデアごとミンチにされて醜い肉塊へと成り果てるという外道に相応しい最期を遂げた。
イデアの女幹部。かなり淫乱なもので同胞のイデア達からも快く思われていなかったらしい。
専用メカ・アスタルティアを複数所持しているらしく、最初の一機を自爆させ半径5㎞以内を消滅させた。その後生存者を装って了の生命力を搾り取ろうとした結果、彼の逆鱗に触れてしまい逃亡。本拠地に逃げ戻った際には他の幹部達に嬲り殺しにされかけたところを早乙女ミチルに救われた。
しかし、本作が打ち切りになってしまい、彼女の出番はこれっきりとなってしまった。
イデアの幹部の一人。見た目はマジンガーシリーズの暗黒大将軍に酷似した姿をしている。直属の部下をハヤトの軍に潜り込ませていた。
アバドンの部下であるイデア。細身でオールバックの男性の姿をしている。
以前は革命軍のリーダー・ハヤトをイデアに加えるために彼の部下を装って潜入活動を行なっていた。
イデアの科学者。自称「美しき天才」としているが、その素顔は醜悪な顔つきをしており、美形の顔でそれを隠している。達人の両目を切り裂いた張本人で、ゲッターチームのムサシを作り出した張本人でもある。
数多くの女性を捕獲しては、その体の優れた部位を使用した愛玩用人造人間「血肉の君」を作り出した。
ムサシの時点で血肉の君は634体に数十をも超える失敗作もいて、その後も何体も作り出したことから数え切れないほどの女性が犠牲になっていたと思われる。
最期は心を取り戻した血肉の君達から今までのしっぺ返しを受け、心臓を引きちぎられた。
イデアを束ねる者
8年前の元凶にして、イデア誕生に大きくかかわったと思われる人物。イデア達からは光の創造主としてあがめられている。
彼の最終目的は宇宙へ行き、ゲッター線の源へ行く事。なのだが、その為の体にゲッター線が足りていないらしく、イデア達は人類を拉致し同志となり得る人間を集めて、ゲッター線を集めさせる手足とさせていた。
因みに、その体と言うのはシルエットのみではあるが、ゲッターロボGの各形態の顔が至る所にあるゲッター聖ドラゴンかと思われる。
「早乙女博士」と称される人物はゲッターロボシリーズの多くの作品に登場するが、そのフルネームが明示されたのは当作が初。それも、原作者の名前を使用している。
イデア達からは光の御方様と呼ばれていた。
名前とシルエットが出ただけ。