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OSカーの編集履歴

2021-10-10 18:05:57 バージョン

OSカー

おーえすかー

OSカーとは、長野電鉄にかつて在籍していた0系・10系電車の愛称。

「OSカー」の名称の由来

中小私鉄のひとつ、長野電鉄は、朝ラッシュ時間帯対策として20m級車体の通勤形車両を自社発注で製造することにした。通勤通学輸送を意識し「Officemen」と「Students」の頭文字をとって「OSカー」と名付けられた。


長野電鉄0系

1966年に2両編成2本を製造。4ドア車。モハ1・2とクハ51・52で編成を組んだ。日本で初めてFRPを車両正面の全面に採用した。鉄道友の会よりローレル賞受賞。

3500系(もと営団地下鉄3000系)に置き換えられ1997年引退。

2002年までに解体され車両は現存しないが、この0系の運用実績はのちに8500系(東急電鉄8500系)の譲受に繋がっていく。


長野電鉄10系

0系の増備用として1980年に2両編成1本のみ製造(メイン画像の車両)。モハ11とクハ61で編成を組んだ。0系とは違い前面は貫通型から非貫通型に、4ドアから3ドアに変更された。車両正面の全面にFRPは使用されなかった。冷房化されず、またワンマン化改造の対象からもはずれたこともあり、木島線廃線により2003年引退。

引退後は須坂駅構内で静態保存されていたが、2017年に車両は解体。短命に終わっている。


関連タグ

日本車輌:上記2系列の製造元。

WN駆動:両者の台車に採用されていた(長電の現役車両では3500系と、その置き換えで導入された3000系が採用)。

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