「アンヘル様はアンチェインなのにゃ~。誰もつなぎ止めておくことはできないもんネ!」
プロフィール
初出作品 | KOF2001 |
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格闘スタイル | てきとー♥ |
出身地 | メキシコ |
誕生日 | 3月6日 |
年齢 | 19歳 |
身長 | 168cm |
体重 | 書いたら殺す |
スリーサイズ | B92 W60 H89 |
血液型 | O型 |
趣味 | 50ccのバイクいじり、ライブ |
大切なもの | ヴィンテージB-3、デッキコート、P・Dシリーズの服 |
好きな食べ物 | テキーラ、サボテン刺し |
嫌いなもの | ギャンブル |
得意スポーツ | サッカー(主にキーパー) |
CV | 冨永みーな(2001)、新谷真弓(2002、PS2版NEOWAVE、2002UM、君はヒーロー)、小椋美輝(KOF XIV) |
人物
犯罪組織ネスツの改造人間。露出の多い戦闘服に身を包んだグラマラスな女性。
おちゃらけた性格で台詞はエロティックなものが多い。
同僚のK9999は相棒であり親友である。
名前はメキシコの公用語であるスペイン語で天使の意。
一見して何処を改造されたか判りづらいが、彼女の場合は筋組織をバイオテクノロジーで弄られており、常人以上の身体能力とパワーを有する。
反動で体重が外見よりかなり重いらしく、プロフィールの体重の項目に殺意剥き出しなのはコレが原因。乙女の秘密は命より重い。
嬉野秋彦による小説版『KOF2001』では、その色香で男性ターゲットに近づき、素手による要人暗殺任務を遂行していたという設定が述べられている。(本人には自覚が薄かった)
主な活動
『KOF2001』ではK9999、クーラ・ダイアモンド、フォクシーと「ネスツチーム」を組んで出場したが、他のチームストーリーでは中間デモでフォクシーとクーラを裏切りフォクシーに不意打ちで重傷を負わせている。ラスボス戦後は、自由の身となった二人は暴れ回りネスツ本拠地崩壊の混乱の中でK9999と共にネスツから離反して残党から追われる身となり消息不明となった。
『XIV』ではメキシコチームとして参戦。メンバーにはラモンとキング・オブ・ダイナソーが加わる。ネスツ離脱後はK9999と別れて、残党組織の関係者から追われる身となっており、金を稼ぐために参加したプロレスの興行で共演したラモンに(駄目元で)チームに誘われ、退屈しのぎとして大会に参加した。本人の性格(『XIV』では性格がいくらか落ち着いているが)もあってか境遇に深刻さはなく、チームメイトの2人とも仲が良い。
しかし、元ネスツの構成員だったクーラとは現在も仲が悪く、シルヴィ・ポーラ・ポーラに対しては「ポンコツ」呼ばわりしている。
『XV』では既にラモン、ダイナソーが前大会の主催者・アントノフにスカウトされ『G.A.W.チーム』に出場することに。そしてアンヘルは一体何処へいったのか…?
その他の作品の扱い
嬉野秋彦による小説版『KOF2001』ではK9999と共に行動しており、彼にあられもない姿を見せたりもしていた。しかし、K'達との戦闘中にK9999の変形する腕の暴走に巻き込まれて行方不明となる。
作者曰く「K9999の壊れっぷりを強調するために、彼にやられてありえない最期を迎えさせようかと思った」との事。
KOF XIVコミカライズ版『KOF A NEW BEGNINNIG』のアンヘルは衛星要塞エイダスが墜落後、単独で各地のネスツの基地を壊滅していた旅の途中でラモンとダイナソーに出会った。
善玉プロレスラーがいないことに困っていたラモンが強引にベビーフェイスとしてチームに加入され「正義の天使」という二つ名をつけられた。本人はダサいといいながらも気に入っている。
また漫画版では元ネスツの改造人間の体内には特殊なチップを埋め込まれたままという設定なっており、残党組織はチップを利用してアンヘルにプログラム『70599』を発動するためにレオナとの試合中に基地から中継する虫型機械から電波を送ってアンヘルを洗脳した。
洗脳されたアンヘルは機械的な動きになり、瞳にはネスツのマークが浮かび上がりさらに全身のリミッターが解除され改造人間というべき本来の戦闘力を発揮。
そこでアンヘルを止めるためにレオナはオロチの力を解放してストームブリンガーに似た吸収能力でパワーを低下させ洗脳強度が弱まったところでイヤリング爆弾で虫型機械を破壊し洗脳を解除した。
アンチェイン
ほとんどのキャラクターが何らかの格闘技かスポーツなどを元に戦闘技術を確立しているのに対して、アンヘルの格闘スタイルは「てきとー♥」という異色のものである。特に「アンチェインサークル」と呼ばれるアンヘル特有だったシステム(後の『KOF XI』に登場する桃子に「ももこんぼ」として受け継がれた)は、実際に操作方法も変則的で、繰り出される技の性能にも癖のあるものが多く「てきとー」らしさが感じられる。ただし、いざ操作するとなると「てきとー」では決して勝てない、テクニカルな操作を要求される超ピーキーキャラ。
彼女の技名は全てソウル・フラワー・ユニオンの楽曲から取られているが、膨大な派生技の一つ一つにまでつけられた難解な技名を全部覚えているプレイヤーがいたら大したものである。『XIV』では権利上の問題か単に覚えにくいからか簡略化され、アンチェインサークル技については全て動作をそのまま表したものに変更されている。
また『2002』ではプロレスっぽい動きが散見されるようになり、中でも某最大手の超人気選手のセリフや動きが多数含まれるようになった。
「とくと味わえーっ、アンヘル様の妙技をー!」
なお、スマートフォン向けアプリ『KOFALLSTAR』で限定イベントWWEコラボガチャで共演が可能となった(現在はイベント終了)
その他
- 元々は没キャラであった(『'99』や『2000』の頃から案があった)が、担当デザイナーの熱意に押し切られ『2001』にて採用された。
キャラクターデザインは虫姫さま等でおなじみのコタニトモユキ氏。
- MIシリーズの参戦候補にも挙がっていたらしい。
- 『2002』では確実に某アニメに影響されたであろうスタッフにより、性格が変貌している。
- 元同僚で初登場の際は嫌いなものに「天使」を挙げていたウィップとはいかにも因縁がありそうだが、描写された限りでは全くない。