概要
アニメ『半妖の夜叉姫』に登場する謎の宝珠。
単体で虹色に輝くのではなく、異なる色の真珠の総称である模様。
四魂の玉同様に所有者に力を与えるらしく、一部の妖怪が狙っている。妖怪に力を与えることもできるが、妖怪の弱点を見抜く力も同時にある模様。
四凶等の上位妖怪が所有している物もある。
なお、犬の大将の亡骸に繋がっている黒真珠とは全く別のアイテムで、殺生丸は正体を知っているのか「是露の涙」と表現している。
合計で七つ存在するが、その全てを一つに集めてはならないとされる。
色と所有者
- 銀→女禍→殺生丸→日暮とわ →理玖に生命を救われたことにより、みずから彼に与える。
- 金→女禍→殺生丸→せつな
- 赤→もろは(檮杌の死骸から奪取)
- 青→混沌→理玖 (渾沌の死骸から奪取)
- 緑→理玖(新しい黒真珠を作らせるために二代目宝仙鬼に一時的に貸与、四凶を討つため屍屋獣兵衛に預けていたが返却された)
- 紫→窮奇(配下の夜爪に一時的に貸与)→理玖
- 橙→饕餮→理玖(首を落として奪取)
関連タグ
ネタバレ注意
その実態は犬の大将が十六夜を巡る戦いで戦死した際、懸想していた彼の訃報を受けた是露が四魂の玉に自身の妖力を含んだ悲しみの涙を加えて『悲しみの感情を対価に』排出された副産物である。
即ち『四魂の玉の因縁』が夜叉姫達の代まで続いた代物。
本編よりも200年以上も前に世に出ていたが、四魂の玉と深い関わりを持つ桔梗や奈落もその存在を知らなかった模様。ただ、殺生丸が四魂の玉絡みの詳細を把握していたかは不明。
妖力を増幅させるのは四魂の玉と同じであるが霊力を阻害させるらしい。
その後、犬の大将が落命した地にて夜叉姫と是露が相対した際、是露のもとに全ての虹色真珠が戻った。
せつなの血刀により絶命する是露だが、殺生丸が天生牙をふるったことにより蘇生。
しかし、これに逆上した是露が天生牙を折る暴挙に走り、そんな姉の有様を見かねた麒麟丸の手で虹色真珠は四方八方に飛ばされ行方不明になるが、理玖によって短期間の内に再収集されたものの、真珠には持ち主の記憶も封じられており、是露が瞳に納められても、とわやもろは達の記憶が直接伝わり拒絶してしまう。殺生丸は予めそう仕向ける様に夜叉姫らに施したとも推測される。