概要
元々はドラルク城に備え付けのトラップだが、現在はロナルドの帽子掛け。単眼の付いたこけしのような姿をしたオブジェである。正式名称は「目からビーム出るやつ」。
その名の通り敵を感知して目からビームを放つロボット(オートマタ?)であり、短い距離であればローラーのように水平移動することもできる。しかし有線式であり、コードが外れると電源が落ちる。威力は変な動物を一撃で丸焦げにするなど結構高く、鏡には反射する。そして、エネルギーを全開にすれば都市そのものを破壊できるらしい。
第1話にて数十体が登場するものの、ドラルク城に不法侵入していたキックボードのガキが出鱈目に操作系統をいじったせいでドラルクを敵と誤認してビームを撃ちまくった挙句、漏れた毒ガスにビームを撃ったせいで(アニメでは窓ガラスの破片が刺さって故障したせいで)ガス爆発を起こし城ごと消し飛んだ。
その後、ドラルクによって1体だけ回収され、勝手に居着いたロナルド吸血鬼退治事務所に持ち込まれて以降、ロナルドの帽子掛けとして使われるようになった。
個人の意思(?)も保有しているようで、ジョンから協力を依頼された時は頭部を縦に振って承諾するなど、簡単な意思疎通も行える。実は目には監視カメラも内蔵されており、プロジェクターに録画した映像を投影することも可能。
しかしロナルドの帽子掛けとして使われるようになってからは、いつの間にか本来の持ち主であったドラルクよりもロナルドを自分の主人として完全に認めている。例で挙げると、ドラウスをロナルドの知り合いか否かで判断して攻撃する、プロジェクター機能でドラルクの悪戯をロナルドに密告する、ロナルドを襲った家電を説得する一方でドラルクに関しては取りなさなかったり、クリスマスに対して憎悪を向けるロナルドに賛同してドラルクを攻撃するなど、ロナルドを中心に行動している。
ちなみにドラルク城は吹きとんだが、ほかの個体も頑丈なので無事らしく薬局や寿司屋などで第二の人生を謳歌している模様。