「約束だよ 里香と憂太は 大人になったら結婚するの」
概要
『呪術廻戦』の前日譚、『東京都立呪術高等専門学校』(呪術廻戦0巻)の登場人物。
長髪で口元にほくろのある美少女で、齢11歳にて容姿を自覚的に利用していた節がある。
本編の6年前、幼馴染の乙骨憂太に婚約指輪をプレゼントし、将来の結婚を約束する。
しかし憂太の目の前で車に轢かれ、死亡してしまう。享年11歳だった。
プロフィール
性別 | 女性 |
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大好きなもの | 乙骨憂太 |
嫌いなもの | 憂太以外の人間(特に女性と歳上男性) |
大嫌いなもの | 祖母の作った茄子の煮浸し |
享年 | 11歳 |
CV | 花澤香菜 |
特級過呪怨霊・祈本里香
「憂太!!!! 憂太っあ"!!!!
大大大大大大大大大大大大大 大好きだよぉ!」
交通事故で亡くなった里香は、直後に憂太への強い愛情から特級呪霊へと転じ、彼に取り憑いた。
呪いと化してからは生前の愛らしい少女の面影は無くなり、醜悪な容貌へと変化した。性格も凶暴になり、憂太に危害を加えようとする人間には容赦なく攻撃をする。
一応憂太の声は認識しており、感情も歪だが存在している。真希に憎悪を向けた事で憂太を怒らせた際には、「ごめんなさい」「嫌いにならないで」と泣き出してしまった。
周囲に危害を加える彼女は憂太にも制御することができず、彼はこの呪いを解くため、呪術高専に転入することになる。
呪いとしての実力は圧倒的であり、「呪いの女王」と呼ばれ、完全に顕現した際は暴走すれば町一つ消えかねないほど(後に京都の百鬼夜行で一級5体、特級1体を一人で払う東堂も、乙骨すなわち彼女に敗北したような口ぶりであった)。変幻自在で底なしの呪力を持ち、それにより憂太は「無条件の術式模倣」が使用できる。憂太とは彼の婚約指輪で繋がっており、呪力の媒介にも用いられる。
実の両親は原因不明の死別・蒸発をしており、父方の祖母から「両親を殺したに違いない」と疎まれて育った経歴があり、元々に呪術的素養がある模様。
余談
正式な本名は「祈本里香」である。「折本里香」ではないので注意。
勘違いされやすく、pixivでも、「祈本里香」よりも「折本里香」のタグが付けられた作品のほうが多い。
過去の経歴は公開されたもののハッキリされてないところも多くいまだ謎が多い存在。
また上記作品の劇場版である『劇場版 呪術廻戦 0』では、乙骨の担当声優が過去に『エヴァンゲリオンシリーズ』の主人公碇シンジ役を務めた緒方恵美と発表されたことにより、現在未発表の里香役はシンジと関りの深い主要キャラクター繋がりで林原めぐみ(綾波レイ役)、宮村優子(アスカ役)、石田彰(渚カヲル役)ではと予想する声が続々と出る事態となった。本作では既に関智一、内山昂輝、三石琴乃、麦人といった、『エヴァ』で共演した声優が多く出演していることも関係すると思われる。
ちなみに演じる花澤女史はTVアニメの30分後の番組に出演していた。
関連タグ
両面宿儺……『呪術廻戦』に登場。主人公の肉体に宿っている、「呪いの王」と呼ばれるなど共通点がある。ファンブックでは、指が全て揃った状態の彼は覚醒状態の里香より上だと語られている。
ネタバレ
実は彼女は自らの力で呪いとなったのではなく呪術師として破格の才能を持っていた乙骨の意思により呪われ呪いとなったことが夏油との戦いの後に判明。
図らずも乙骨に解呪され元の少女の姿に戻り成仏することになる。
……が。時を経て再登場した乙骨には、『リカちゃん』と呼ぶ存在が付いている。
彼に襲いかかった呪霊を一瞬の内に始末したり、虎杖を一方的に拘束できるなど圧倒的な力を垣間見せている。
これが果たして彼女なのか、同名の「何か」なのかは不明。