概要
アフリカ出身のアメリカ合衆国国民とその子孫。いわゆる黒人。現在アメリカに住むアフリカ系アメリカ人は奴隷貿易によってアメリカに連れてこられた奴隷の子孫が中核だが、近年になって中南米やアフリカから移民してきた黒人も多くいる。
アメリカ合衆国の黒人はジャズやゴスペル、R&B、ラップなどの音楽文化を生み出している。
北米では祖先に1人でも黒人がいれば黒人とみなす「ワン・ドロップルール」というものがあり、今も慣習として定着している(祖先にインディアンやアジア系がいても血が薄ければ白人と見なされることが多いのとは大きな違い)。このためアフリカ系の血が薄く「黒人」でありながら外見的に白人とあまり変わらないような人も多くいる。