概要
漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の主要人物達の主な拠点。
別名「ドラルクキャッスルマークⅡ」(第88死では「新(ヌー)ドラルクキャッスル」とも呼ばれていた)。
元々は吸血鬼退治を専門に請け負う事務所だったが、ドラルク達がやってきた後は「吸血鬼と一緒にコンビを組んでいるハンターの事務所」として認知されており、吸血鬼のお悩み相談を解決することも不本意だが行っている(というか巻き込まれている)。
間取り
事務所兼自宅。
とあるビルの2階部分に構えており、入り口があるビルの1階部分から階段を登る必要がある。
階段を登ると廊下があり、少し進んだ左手側に事務所の入り口がある(その廊下を事務所に入らずに、そのまま突き当たった場合、アダムが希美からの逃走時に成り行きで使った「避難用非常口」がある)。
- 事務所部分
入り口の扉付近には看板があり、入ってすぐ右手にドラルクが勝手に持ち込んだメビヤツがいる。
部屋の真ん中には応接用のテーブルと、それを挟むように二人掛け用のソファーが二つある。
テーブルから見て奥の方にはロナルドの事務用デスクがあり、デスクに座った左手側に書類棚とロッカーがある。
ドラルクとジョンが同居以降窓ガラスは頻繁に割られ、床下は勝手に通路にされてしまった。
更に、後に(ドラルクの料理目当ての)ヒナイチの住処まで床下につくられてしまった。
- 住居部分
ロナルド達の生活スペースで、「ドラルクキャッスルマークⅡ」のメイン部分。
事務所部分のロナルドのデスクを座って右側に玄関があり、入ってすぐにリビングがある。
リビングには、こちらもドラルクが勝手に持ち込んだ棺桶がある。
その横にジョンの寝床があり、後にキンデメの水槽も設置される。
棺桶の奥に進むとダイニングがあり、その隣にはキッチンもある(床下収納付き)。
バルコニーと収納スペースも完備されている。
リビングを出ると洗面所や浴室、トイレなどの水回りスペースになっている。
予備室が一つだけあり、その部屋にも収納がある。
住人及び住物?
CV:古川慎
本作のもう一人の主人公で、当事務所の所長。
吸血鬼ハンターで、武器は拳銃。仕事の際は赤を基調としたコスチュームを着ている。ドラルクと出会ってから何かとおかしな吸血鬼にばかりあっているが、本来のハンターとしての腕は優秀。
素直に褒められるとすぐに照れ、流されやすく簡単に騙されるちょろい性格。自伝小説『ロナルドウォー戦記』を執筆しており、これが結構な人気でファンも多い。
セロリが大の苦手で、半田桃に嫌がらせで様々なセロリの悪戯をされては泣いている。兄と妹がいる。
CV:福山潤
本作の主人公で同居人その1。
血統としては「真祖(の孫)にして無敵の高等吸血鬼」であり、絶対的なまでの不死性を有する。
その実態はクソ雑魚吸血鬼であり、ちょっとしたことですぐ死んで砂になってしまう(だがすぐに復活する)。
元々住んでいた城である「ドラルク城」を、第1死で自身を退治しにきたロナルドと不法侵入していたクソガキとの騒動で爆破されてしまい、その後はロナルドの事務所で居候をはじめた。
高等吸血鬼だが変身能力は失敗癖がつき、吸血しているシーンはほぼ皆無。代わりによく牛乳を飲んでいる。迂闊に血を飲むと胃がびっくりして死ぬ。
面白そうという理由でロナルドをからかったり、騒動に首を突っ込むこともしばしば。だが女性に対しては非常に紳士的。
趣味はゲームで、事務所内でよくやっている。料理がうまい。
CV:田村睦心
マスコットキャラクター的存在のアルマジロ。同居人その2。
ドラルクの使い魔で180年以上生きている。なぜかヌーヌー鳴く。
持っている簿記の資格を活かして事務所の事務仕事を手伝っており、ロナルドからちゃんと給料も貰っている。
好物はホットケーキ。
- メビヤツ / 目からビーム出す奴
ドラルク城のトラップだったがいつの間にか事務所に置かれる。
事務室に来た現在、ロナルドを御主人様として慕うようになった。
- キンデメ / 吸血デメキン
元は祭りの屋台の金魚すくいにいた出目金。その後川に放流されていたが、ロナルド達に拾われ事務所で飼われることになった。
偉そうな口調の割に親切なアドバイスをしてくれる。
- 吸血鬼死のゲーム
無機物が吸血鬼化したツクモ吸血鬼のゲームソフト。クリアできなかった人間の生き血を吸い殺してしまう吸血ゲームなのだが、あまりにもヌルゲーすぎるので今までクリアできなかった人間は一人もいない。ドラルクのアドバイスにより超絶難易度クソゲーに生まれ変わるも、こんどはロナルドにハードごと破壊されてしまった。しかし通信機能で携帯ゲーム機に避難していたので、以降はドラルクのことを「師匠」と呼びながら事務所で同居している。意識をゲームの世界に送り込むことができる。