シャークドライバー
しゃーくどらいばー
『シャークドライバー』とは特撮作品『忍者戦隊カクレンジャー』における必殺技のことである。
概要
カクレンジャーが妖怪との戦いでトドメの一撃として用いる必殺技で、シャーク号と呼ばれる以下の3台のマシンで行われる。
シャーク号
鶴姫が忍法で召喚する(作中では戦闘中に「現れよ!シャーク号」という掛け声で主に呼び出される)バイク型マシンで、以下の3種類がある。
シャークドライバー
上記の3台のシャーク号が揃って始めて成立する必殺技で、以下のプロセスで行われる。
- 走行する3台のシャーク号が光に包まれ、シャークスライダーとシャークランチャーのサイドカー部分が合体して、カタパルトが完成する。(その際サイドカー部分に乗っていたニンジャホワイトとニンジャブラックは降りる)
- そしてそのカタパルトにシャークブリッダーに乗った状態で搭乗したニンジャレッドの「シャークドライバー!」の掛け声でカタパルトからマッハ2の速度で射出される。
- そして勢いそのままに赤いオーラを纏ったニンジャレッドの乗るシャークブリッダーはそのまま超高速で標的となる妖怪に体当たりを繰り出すのである。
補足
以上がシャークドライバーにおける説明なのだが、要はこの技……『カタパルトで加速したバイクによるひき逃げアタック』なのである……なのでもしもどこぞの戦う交通安全が見たら「コラッ! 轢き逃げ禁止!」、「本官の許可なく轢き逃げしてはいかん!」といった非難が飛ぶのは確実であろう。
それが理由からか、作中で(必殺技として)登場したのは(劇場版込みで考えても)たったの4回と片手で数えるしかないという歴代のスーパー戦隊の合体武器(必殺武器)すべてで考えてもワーストクラスの少なさである。ちなみに内分けは、妖怪の撃破に成功したのは2回、敵に回避されて失敗したのが1回、そして敵の術で技を潰されたのが1回となっている。