正式名称は鹿児島実業高等学校。通称は鹿実。1916年設立。
当初は「私立鹿児島実業学校」として商業科のみだったが、 工業科を増設し、戦後の1948年には普通科も設置。(普通科は長い間募集停止した時期もある)
現在は全日制(文理科・普通科・総合学科)と通信制(普通科)がある。
部活動
全国屈指のサッカー名門校であり、数多くのJリーガーや日本代表選手を輩出している。
剣道部やラグビー部の強豪校としても有名であり、野球部や陸上部でも優勝経験あり。
男子新体操部
前述の通りスポーツ強豪校で知られる鹿実の中でも、近年特に有名なのが男子新体操部であろう。他の新体操とは違い、アニソンやお笑い、流行を取り入れたコミカルな演技を行っており、よくテレビ番組に取り上げられている。2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』をネタにした動画をYouTubeに発表、話題になっている。
野球部
甲子園出場の常連校として有名。1974年には定岡正二投手を擁してベスト4に進出、準々決勝で原辰徳選手擁する東海大相模高校と対戦、延長15回の死闘の末、同校を破ったことで定岡は全国的なアイドルとなり、その年のドラフト会議で読売ジャイアンツに1位指名された。
また、1998年、夏の甲子園に出場したときにはエース・杉内俊哉投手が一回戦・八戸工大一高戦でノーヒットノーランを達成したが、二回戦で横浜高校と対戦、0-6で松坂大輔に投げ負けている。
主な卒業生
サッカー選手
日本代表
プロ野球選手
定岡智秋・定岡正二・定岡徹久兄弟 鹿島忠 入来智 下窪陽介 杉内俊哉
その他
小泉純也(政治家、元防衛庁長官、小泉純一郎元首相の父)